中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

仕事始め

 月曜日、上海は雨。気温は10度前後かな? また少し寒くなった気がする。
 最近、会社で仕事中に飲むコーヒーで最もコストパフォーマンスが高い買い方を発見した。中国全土で展開しているCOCO都可茶饮という奶茶(甘いミルクティーみたいな飲み物)の専門店で、ちゃんと豆からドリップしたアメリカンコーヒーをたった 8元で出してくれる事を知ったのだ。しかも14時〜16時までは半額…という驚きのサービス。つまり 4元(約80円)で飲めちゃうワケだ。凄い!

 味は全家(ファミリーマート)のコーヒーとあまり変わらない。良くは無いが悪くも無い。でもとても熱いコーヒーをブラックで飲めるので個人的にはとても嬉しい。(中国は何につけ味が極端な物が多く、外食産業は甘いか辛いか両極端だったりするので…)
 仕事を終えてからは例によってジムで泳いでから跑操して、その後はイツモのYESTERDAYでカールズバーグを1本だけ飲んで帰宅。
 帰宅後は昨日のギター修理の続きを行った。
 なんと凄い落とし穴があって、昨夜完全に組み終えたものに弦を張ったらハムなのにカリカリの音しか出ないでは無いか!シングルに切り替えた方が太い音が出る。「こりゃフェイズ逆だ…配線ミスったなぁ」と直ぐに気付き、また開腹手術をして中身を良く良く調べてみたのだが、ん?合っているぞ??
 不審に思って色々と昔の写真を調べたら、なんとPEAVEYオリジナルピックアップは一般的なハムバッキングピックアップと配線の色が違う! 通常、世の中に出回っているハムバッキングピックアップの 4本の線は、ダンカン型とディマジオ型のどちらかに分かれるのだが、今回テスターで計った際、ダンカン型と同じ反応をしていたので、てっきりダンカン型だと思ってそのまま組んでしまったのだ。しかしどうやら反対側のピックアップの色が逆で、通常は白と赤をブリッジして黒(+)と緑(-)で出力するのだが、このPEAVEYは緑と白をブリッジして赤(+)と黒(-)で出力する仕様になっていた。酷い!こんなピックアップ、世界中探しても少ないと思う。多分(予想だが)確か一番最初に開けた際、線の端がヒートチューブに覆われていて赤と黒の 2本の線しか露出していなかった記憶がある。赤と黒なら誰も間違えないから、組み立てのおばちゃんが間違えない様に敢えてそういう配色で組んだのかも知れない(そもそもシングルで使う前提じゃなかったのだろう)
 で、よくよく思い出してみたのだが、2008年頃にこのギターをロータリースイッチに改造する際、同じ思いをして何度か組み直していたのだ。サスガに 8年前の事だったのでスッカリ忘れていた。我ながらアフォだ。
 なので、改めて今回はココに記載しておく(笑)Wolfgangのピックアップの配線は色が違う(ダンカンベースで片方逆)ので注意する事!←未来の自分へ。
 配線を変更して組み上げて、オリジナルのピックアップセレクターになった。

 そしてシングルとハムはトーンノブをプッシュして切り替える。これがノーマル(ハム)状態。

 ノブをワンプッシュすると、ちょっと飛び出し、コレがシングル状態。

 お陰様でノイズは以前の半分以下になった。やはりシングルコイルで完全にノイズを皆無にするのは不可能に近いが、歪ませると以前とは雲泥の差だ(嬉) しかもトーンノブのスイッチは結構使いやすいじゃないか…。外見も殆ど変わらないので最初からこうしておけば良かった(笑)
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