中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ギターの回路変更

 お正月三が日最終日の日曜日、上海は曇り。気温は結構高めで過ごしやすい。
 今日は妻と息子は二人でオデカケするので、ワタクシは全く予定を入れずに自分の為に自由に使える日である。いやぁ…嬉しいっす。基本的に引き籠もって部屋でコツコツ物を作るのが好きなので、こういう日が一番嬉しい。(…なぁんて言うと妻に叱られるが)
 そんな訳で、今日はずっと気になっていたギターのピックアップセレクターの交換をする事にした。Wolfgangは買った直後にピックアップセレクターを PRS風の 5ポイントのロータリースイッチに変更したのだが(【フロントハム】、【前後ピックアップの外側 2つのシングルハーフ】、【内側 2つのハム】、【前後ピックアップの内側 2つのシングルハーフ】、【リヤハム】)、コレはコレで音色切替的には色々な音が出て表現力が広がってとても良かったのだが、シングルのハーフトーンにすると内側2つのハーフも外側2つのハーフもどうしてもノイズが乗ってしまうのが少々悩みだったのだ。特にワタクシは歪ませたまま録る事が多く、ギターの微妙な角度によってハムノイズが乗るので何度も録り直しているウチに音が変わっていたりする。(まぁ微妙な差だけどね)
 ロータリーにするとピックアップセレクター周りは配線の取り回しがどうしても複雑になってしまう関係で、シールド出来ずに線が剥き出しになっているので、ココがノイズ源だという事は分かっていて、常々『やっぱり元に戻そう』と感じていた。しかしシングルコイルの音はやはり必要なので中々悩ましい日々を送っていたのだが、トーンノブをプッシュプッシュスイッチに変更して、ハムのうちシングル一つをトーンノブのスイッチで殺す事にしようと思いついたのだ。(そうすれば回線は常に最短になるしね)
 まずは元の姿。

 触った感触でスイッチがどの位置にあるか直ぐに分かる用なツマミを付けていた(格好悪いけど凄く便利)

 弦を外して、

 ピックアップを外す。

 新しく付けるスイッチ付きのトーンポット。日本で買って来た ESP製。

 今度は全て 4芯シールド線にする。

 元のロータリスイッチを外す。このゴチャゴチャ感を全てをシールド線で処理するのは不可能に近い。

 寧ろトーンノブの方がシンプル。

 全部組み上げた段階で夕方の結構深い時間になってしまい、妻と息子も帰ってきてハンダの匂いを嫌がり、文字通り煙たがられたので、とりあえず続きの作業は明日にして今日はここまで。
 その後はジムに行って約 20分程泳いでから、お風呂に浸かって帰宅。
 さて!今日でお正月もおしまい。明日から平常営業だ。結局土日プラス 1日の 3連休なだけ…と言う寂しいお正月である。ま、中国は旧正月がメインだものね。
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