中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

修理の金曜日

 金曜日、上海は晴れ。気温は7度。
 今日は朝一からイツモの店の電気工事である。酒棚のランプが一つ切れていたので昨夜交換したのだが、どうやっても点かない。調べてみたらこの電球は調光できるハロゲンライトゆえ、途中にトランスが挟まっており、どうもこのトランスがダメっぽかったので交換する事にしたのだ。
 朝一で町の便利屋さん的な電気やさんに行って同じ仕様のトランスを購入。こんなの売ってないかと思ったらアッサリ出てきてびっくり。中国は面白い。
 折角なので接点のコネクタも買って、ハンダごて持って作業開始。まずは机上で動作確認。

 ちゃんと動作したので、元々装着されていたものを外して並べてみた。上が古いもので下が新しいもの。だいぶ小型化されていた。

 そして長椅子に上って棚の上の配線を外して確認。中国の工事はテキトーで、220Vのラインでも本当に線をネジってあるだけだから笑える。危ないっつーの。

 ちゃんとハンダづけして、絶縁テープで包んで動作確認して無事終了。

 これぞまさしく『朝メシ前』だな。

 その後はフツーに出社してお仕事。そしてお昼休みに 小晴の壊れた携帯の基本ソフトウェアの入れ替えを行った。アンドロイドなのだが、どうやらアップデートに失敗して、起動させるとエラーが発生してすぐに再起動がかかってしまい、その繰り返しになってしまう…との事。

 ちょっとiPhoneに似てる。

 たしかにそんな状況でニッチもサッチも行かなかったので、boot ROM部分を丸ごと入れ替える事にした。
 中国はこういう部分では楽園に近く、ネットで調べるとフツーにROMが落ちてるのでそれをツールと一緒に拾って、USBで転送して完了。一点だけハマった点は、基本OSが起動できない機体はUSBすら繋がらない…という事だ。
 色々と米国のサイトを調べたら、このlenovoの強制認識方法が書いてあったので試してみたらうまくいった。念のためココに書いておくと、
1.電源を切った状態で、Volumeの↑を押しながらUSBコネクターを刺す。
2.ブルっとしたら画面に何も表示されていなくても、すべてのボタンから手を離す。
 たったコレだけで、本体にはシリアルバス経由で接続された事になったので、ツールから機体が認識できた。後はROMを転送するのみ。短い時間で復帰完了。さすがヲレさま!(笑)

 そして午後6時半過ぎ、仕事を終えてからは B3に行ってテツコさんとお食事。テツコさんは今回の帰国で iPhone6Sを買ってきたらしいので、データの移行作業を手伝ってあげつつ楽しくおしゃべり。
 なんだか修理三昧の一日だった。ま、楽しいから良いけどね。ワタクシほんとこういう事が根っから好きらしい(苦笑)
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