中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

命の恩人とのお食事会

 月曜日、上海は晴れ。昨日の雨とは打って変わってスカッと晴れ渡って気持ちよい一日だった。仕事は各方面への調整作業がメイン。中国では思いもよらない方向に事態が進む事があるので油断ができない。
 仕事を終えてからは、今日は以前のワタクシの主治医とのお食事会である。彼は以前、浦東の森茂クリニックに勤務していたのだが、今は独立して福岡で開業準備中らしい。ワタクシの GISTを見つけてくれた言わば命の恩人である。彼が早い時期に見つけてくれたので、今こうして元気で居られるのだ。本当に感謝してもしきれない程である。
 待ち合わせは靜安寺。夜にココに来るのはとても久しぶりな気がする。久光は相変わらずな感じ。


 靜安寺の脇に、とても綺麗な半月と金星?が見えた。

 先生とは、ワタクシが緊急入院帰国する直前に会って以来なので約10ヶ月ぶりくらいに会うのだが、全然変わってなかった。相変わらず人懐っこい笑顔で嬉しくなった。
 なんとなく気取った店に行く気分でも無かったので、先生オススメのサガミに行く事にした。ビールで乾杯してからチョット豪華な!?御膳を二人で頂きつつ色々な話で盛り上がった。

 フト気付いたら、見たことある顔の中国人店員さんが居たのでちょっと声をかけてみたら、やはりそうだった。実は12年位前、ワタクシがまだ赴任したばかりの頃に良く通っていた盛賀美の福州路店の店員さんだったのだ。向こうもワタクシの事を覚えていてくれて「私もあなたが店に入ってきた瞬間からそうかな?と思ってたのよ!元気?」って感じでお互い思わぬ再会に喜ぶ。今はココの店長さんなのかな?なんだかエラくなっていて嬉しくなった。いやぁ…上海は狭い。でも古い知人が今でも上海で頑張っているのを見ると、自分も頑張らなきゃなぁ…なんて思った。
 さて、先生との話は医療のハナシから新しいビジネスの話まで発展し、それがとても斬新だったので目茶目茶興味をソソられた。ひょっとするとワタクシの持つネットワーク関連技術の分野で協力できそうだし不思議な縁を感じる。何かで繋がると良いなぁ。やはり縁ってダイジだね。
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