中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

夜のプールと中国の狂走族

 火曜日、上海は晴れ。気温は23度と暖かい。気分の良い一日だった。仕事は打ち合わせのスケジュールがうまく組み合わなくてパズルの様に組み立てるのがメイン。その後は企画書の作成。左脳の日々である。
 仕事を終えてからは例によってガーデンホテルのジムでひと泳ぎ。午後9時前、今日もプールには誰も居なくて 25m x 3コース独占。いやぁ…超リッチな気分。せっかくなので3コース全部使って泳いだのは言うまでもない(笑)

 その後はイツモの YESTERDAYによって生ビールを頂いていたら、何やら外が騒がしかったので覗いてみたら、正面のバー『1691』に何やらバイクの軍団が。。。うーん懐かしい! 約30年〜40年遅れかな?ようやく大型バイクをツルんで乗り回す輩が出てきたらしい。


 実は中国では二輪車はとても不憫な扱いを受けていて、基本的に 126cc以上は公道を走っちゃイケナイ事になっているのか!?(最近はどうだか知らないが)ワタクシがこの12年強上海に住んでいる限り、ついここ数年くらいまで、バイクは 125ccまでの4ストロークエンジン以外見た事が無い状態が続いていた(電動車は星の数ほど見かけるが、原付も規制で一部のLPG仕様車以外は殆ど消え失せてしまった)しかも2輪車は排気量が大きくても高速道路に乗れないし、一般公道でも4輪車用の道路は走れず2輪車専用レーンを自転車と一緒に走らなければならない事になってるらしい。で、イマイチ微妙な立ち位置なのがサイドカーで、これは3輪車ゆえ自動車と同じ扱いで一般公道も自動車と同様に走れるし高速道路でも乗ることが出来るわけだ(却って危ない気がしないでもないが)
 しかし、ここ数年、ハーレーやら DUCATIやらの大型バイクを乗り回す輩をチラホラ見かける様になったので、ひょっとすると規制が緩和されたのかもしれない。…とは言え普段は殆どが単体で走っているので今日みたいに10台以上のバイクがツルんで走るのを上海で見るのは初めてだ。
 いやぁ…何というかとても懐かしい感じだ。なんだろう?思わず『横浜銀蝿』を歌ってしまう感じ?(笑)日本の高度成長期というか 70年代後半〜80年代前半の頃を思い出した。バイクも当時は Z2とか Z400FX とか CB750とかね。FXなんて暴走族仕様以外見たこと無かったもんなぁ。でも独特のエクゾーストノートがあって今でも覚えている。
 ただ日本と中国で明らかに違うのは、乗ってるバイクが殆ど高級車なんだよね…。なぜか DUCATI率が異常に高い。輸入してるのかな?それとも中国で生産してる DUCATIが有ったりして!? まさかねぇ。。。今度詳しい知人に聞いてみようっと。
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