中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

the 遠足

 木曜日、上海はうす曇り、気温は22度くらいで心地よい。今日は息子の幼稚園の課外授業でちょっとした山登りイベントが有り、本来はウチの妻が同行する予定だったのだが、何と彼女は体調不良でとてもじゃないけど山登りなんて行ける状況では無くなってしまった為、急遽ワタクシが休暇を取って息子と同行する事になった。中国の幼稚園では親が同伴で行う行事が多いので結構タイヘンなのだ。
 朝一で幼稚園まで行ってバスに乗り、

 そして上海の中心部からバスで40分ほど離れた場所にある『佘山国家森林公园』という場所。

 イキナリ結構な階段を登らされる。

 そしてこの五重の塔?から二人一組でペアになってオリエンテーリングが始まる。

 地図を片手に先生が隠した宝物を探してパズルを成功させるらしい。親はアドバイスしちゃいけないらしいので後ろから付いていく。

 タイムトライアルなので、結局山の中を走らされるワケだ。そして頂上がゴール。


 結構良い景色だが、もうね、ヘトヘトっすよ。
 その後は皆でバスにのって『上海辰山植物园』に移動。


 結構綺麗だが例によってスケールがデカくて異常に広い。




 ヒタスラ歩く。歩く。歩く。

 道端の花も綺麗。

 突然目の前に大きな滝と湖が広がる。写真じゃ大きさが全く分からないがカナリ巨大で壮観である。

 息子と手を繋いで急な階段を降りていく。ちょっとしたアトラクションみたいだ。

 そして湖の上に浮かぶ遊歩道を歩く(ホントに船の様に浮いているだけなのでグラグラ動く)


 大きさの指標が無いので全く大きさが伝わらない滝の写真。

 その後は鍾乳洞の様な所を歩かされる。

 中は暗くて結構涼しい。天井は低いし結構滑るので注意。

 ようやく出たらどうやらさっきの岩の裏側に出たらしい。上には実に中国風な建物が。

 そしてお花畑が続く。

 お昼過ぎから自由行動となるが、ウチの息子は友達 3人と一緒にイキナリ iPadに齧り付く。まーったく誰だよ?遠足に iPadなんか持ってきたのは。。。

 持たした親にも呆れるが、そんな中でウチの息子がリーダー的に「ここはこうすれば良いんだぜ!」的に他の二人にアドバイスみたいな事してるじゃないか。ヲイヲイ勘弁してくれよ、そんな所は似なくて良い! ひょっとして悪ガキの中心人物なんじゃないかチョット心配になってきた(苦笑)
 「折角広大な場所に来たのだから子供らしく走り回りなさい」と言ったら、友達らと芝生の上で隠れん坊を始めた。中国でもルールは同じらしい。

 そして集合時間に集合場所に集まって、また全員でバスに乗って上海まで戻った。いやぁ…激しく疲れたので眠くて仕方無いのだが、バスの中での子供達の声が大きすぎて全然眠れなかった。


 ようやくヘロヘロになりながら家に到着。汗だくだったので直ぐにシャワーを浴びる。そして軽く夕食をとってからは楽器を持って延安路x伊犁路にあるオバマ広場 3Fのイタリアン『フィオーレ・バル』へ行く。今日は午後 8時から Jazz bandの出演があるのだ。
 バタバタしながらも何とか準備完了。そして約 5分遅れで演奏スタート。あまりに喉が渇いていたので演奏前にビールとワインを頂いたのだが、身体が疲れているのでアッという間に酔っ払ってしまった。お陰様で一人だけずっとハイな気分!?で、超絶楽しいライブだった。


 好きな事をやってる時は頭の中が子供と同様?で悪ガキ状態なので息子の事を言えないな(笑) 演奏終了後は午後 11時半過ぎくらいまで皆と一緒に飲んだ。身体は激しく疲労していたが、何だか充実感があって良い。やはりデスクワークよりも身体を動かした方が健康には良いのかもしれない。実に楽しい一日だった。
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