中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

夕焼け

 土曜日、上海は小雨のち晴れ。気温は27度。今日は土曜日なので例によってドラム教室講師のハシゴである。まず朝 10時前に家を出て、静安寺の YAMAHAに行ってグループレッスン。本日は 9名参加の予定だったのでパッドを9個も並べる。コレだけ並べるとサスガに人口密度が高い。

 そして午前11時から汗だくになりながらミッチリ教える。最近ようやく全体の構成が頭に入って来たのでテキストを縦横無尽に飛び回る事が出来る様になって来た。毎回、ワタクシ自身、結構時間をかけて予習をする様にしているのだが、その度にテキストの構成がカナリ工夫されている事に気付く。さすが集合知YAMAHAさん。これホント良く考えられたテキストだと思う。まぁ純粋に「音楽的か」と言ったらチョット次元というか方向性は違うけどね。でもココで基礎を学ぶ事は 5年後や 10年後、大きなアドバンテージになると思う。センスと技術は両方なければ音楽は表現できない。センスが幾らあっても技術が伴わなければタダの口うるさい評論家になってしまうしね。そういう意味では技術的な部分を効率良く短期間で学べるこのシステムは実に素晴らしい。ワタクシも 30年前にコレがあったら今は大分違った人生になっていただろうなぁ…なんて考えちゃったりして(笑)
 レッスン終了後は生徒さん達とお食事会。Chihiroさんと Gayaちゃんと Wuさんと4人でベジなお店へ。色々な話をしながら一週間分の野菜を摂取する。
 そして食後はワタクシは伊犁路x虹桥路にある温故知新の音楽教室にて午後 2時から高校生らを中心に個人レッスン。ココにはワタクシのドラムが置いていある。やはり生ドラムは気持ち良い。

 レッスン中、徐々に晴れ間が覗いて来た。台風は過ぎ去ったのかな?数日ぶりの青空で嬉しくなった。レッスン終了後に外にでたら綺麗な夕焼けだった。電飾ピカピカな上海のビルにイマイチ似合わない?気がしないでもないが、空のグラデーションは何だか癒される。


 帰りにガーデンホテルのジムに寄って 30分程泳いでジャグジーに入って汗を流した後、イツモの店で一杯飲みつつ Jazzベーシストの H江さんを待つ。どうやら今、久々に上海に出張に来ているらしいのだ。
 のんびり本でも読んで待とうかと思ったら 30分も経たない内に H江さん登場。いやぁ…全然雰囲気が変わらないので安心した。彼はワタクシと同様に RUM好きなので、マイヤーズをオーダー。一年前に彼がキープしたボトルはまだちゃんと残っていた(笑)
 その後は一時間半くらいかな? 色々な話ができて楽しかった。
 本帰国した友人達が何年か後にフラっと気軽に立ち寄ってくれるのはとても嬉しいものだ。ここ海外なのにね。面白い。
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