中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

暖かい一日

 火曜日、上海は快晴。バレンタインデー。今日は何だかとても暖かい一日だった。気温は見なかったが多分10度は超えていたと思われる。息子の小学校が始まっているので例によって朝一で起きて自転車で学校まで送る。
 午前 7時台はまだ暗い場所も多いが、朝日を受けた空が綺麗だ。

 今日は先日妻が買ったニューマシンで登校である。今まで使っていた自転車はフロントフォークとシャーシを繋いでいるハンドル部分のベアリングが壊れてしまい、ベアリングの受けの皿部分が歪んでしまって中のベアリングボールが全部飛び出してしまった為、今は異常にハンドルが重い状態なのだ。息子もどんどん大きくなって体重も増えて来たし、今までの車輪が小さいタイプだと後ろが低すぎて息子の足のやり場が無くなってしまったので、今回は結構車輪が大きい自転車を妻が購入してきたのだ。

 スゲー!なにこれ超快適で笑いが止まらない。コレ 26inchかな? 今まで気付かなかったが、座面の高さや漕ぐギヤの比率は大差無い筈なのに、車輪サイズが大きい方がずっと運転が楽なのだ。なんでだろ?ホント不思議。実に面白い。
 今日は特別授業で2時間のみで下校なので、午前10時にまたワタクシが迎えに行く。小学校の前には保護者達が群がって大変!ちゃんと子供達が歩く道を空けなきゃ出てこれないじゃんねぇ。

 迎えに来ているのは親ではなく、お爺ちゃんやお婆ちゃんや阿姨(お手伝いさん)が多い。中国では若い両親は共働きが多く、子供は両親の親(お爺さんやお婆さん)が面倒を見る事がとても多いのだ。
 でもワタクシは年喰ってから子供が出来たので、実際の親よりも彼ら(お爺さん&お婆さん)の方が歳が近いので思わず苦笑いしてしまった。ま、回りから見たら『若いお爺さんねぇ』って感じに見えるんだろうなぁ。まさか親とは思うまい。
 さて、スーパーフレックスで午後出社した後、仕事は仕事で3月のイベント準備で激しく忙しかった。夜 10時前まで、殆ど全く自席から動かずにずーっとメール三昧。そして、やっと全部書き終えて地下鉄に乗っても日本から WeChat電話が掛かってきて対応。ライブ案件なのでフルバンドが来る際の楽器やらステージ上での回線周りで必要な機材は全部ワタクシがチェックしなければならないのでナニゲに大変だ。
 駅を降りたら、淮海路は花束を抱えた女の子達が大勢歩いていた。中国のバレンタインデーは男性から女性に花束を上げる日なのだ。ウチの奥さんにも花を買っていこうかと一瞬迷ったが、「そんな無駄遣いして!」と怒られるのが目に浮かんだので止めた。
 帰宅してその話をしたら「そんなの当たり前でしょう!」と言われたので、どうやらワタクシの判断は正しかったらしい。せっかくなので浮いた300元で今度家族でなにか美味しい物でも食べに行こうと思う(笑) 
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