月曜日、深圳は曇り時々晴れ。気温は22度くらいで暑い。
本日は移動日である。まず出演者及びクルーの御一行の皆様が香港経由で日本に戻る事になっているため、まずは香港まで送迎である。香港は中国人でもビザが必要なため、ワタクシと香港のビザを持っているウチのスタッフとで、２名のみで対応。
今日呼んだバスは香港から来た越境可能なバスゆえナンバープレートが二つ付いている。運転手さんも香港の若い人なので中国語の普通话が喋れず、広東語と英語のみ…という、なかなかスペイシーな状況。仕方なく英語で会話。なんじゃこりゃ？ここは外国？
香港の交通は日本と同様の左側通行なので当たり前だがハンドルが右にあるし乗降用の扉は左側にある。しかし中国国内は全て右側通行ゆえ、自動車は全て左ハンドル車で、右ハンドル車は禁止されているので、久々に見る右ハンドルである。しかも右ハンドルで右側車線を走るのが何だか逆走している風でとても新鮮だった。
そして暫く走って、香港への通関に到着。これは深圳側（つまり橋を渡る前）にある。何とバスに積んでいる全ての荷物を下ろして歩いて通関しなければならないらしい。いやはや…そんな事知らなかったのでメンバー＆クルー＆我々全員で楽器類を一旦全部おろして歩いてイミグレーションに向かう事になってしまった。
中国人と外国人でレーンが異なり、外国人側は長蛇の列で泣きそうになる。
ここを出たらナント！パスポートに『中国出国』のスタンプを押されてしまった（驚）すげー。何だか不思議。ココはもう中国じゃないの？ですか。。。大人の事情は良く分からん。
そしてまたバスに戻ってひたすら空港まで移動。途中の高層マンション群がやはり香港っぽい。
香港空港に到着。
深圳も暑かったが香港は更に暑くてなんと気温は 26度！
そして楽器類を全部預けて、出国ゲートまでお見送り。
ようやく我々の全行程が終了したのでスタッフと二人で軽く食事。これ香港の特産らしい（なんて名前だか忘れてしまった…）ちまきのでっかい版？みたいな感じで美味しかった。
そして我々は経費削減のため一旦また深圳まで戻って、残ったスタッフと共に深圳空港から安い便で上海に戻る事になっているので、『簡易バス？』に乗って戻る事に。チケットはこんな感じ。
簡易バスって何だろう？と思ったら、ただのワゴン車だった。乗り合いでワゴン車を使って車に乗ったまま通関するらしい。（大型バスは中身の検査で時間がかかるので、わざと一般乗用車枠で通そう…という事らしい）
帰りは余裕があったので車窓から色々と写真なんか撮ってみる。
嗚呼…もっと時間的に余裕があったら香港も観光したかったなぁ。。。
そして通関に到着。車に乗ったままドアとトランクを開けて顔の確認と荷物の確認を行うらしい。
ここで我々の大きな誤算が発覚する。何と、驚くほど時間がかかるのだ。ココに並んでから１時間以上も全然動かない。車 1台につき 5分以上かかっているのだ。しかも 5レーンに分かれてるのに全て 20台以上並んでいる。
結局、通関に 1時間半近くかかってしまったため、予定していた深圳発上海行きの便には間に合わなくなり、仕方なく遅い便に変更。あ〜あ。やはり全ての荷物を持って人だけ通関して、バスはからっぽにして通した方がずっと早い…という事が判明。何事も経験ですな。
そして香港から３時間もかかってようやく深圳空港に到着。もうヘトヘト。
空港で待ってくれていたスタッフと合流して３人で軽く食事。その後、ゲートまで歩いていき、掲示板を見たらまさかのディレイ！！！
どうやら上海の天気が悪くて、我々が乗る機材が到着していないらしい。何時になるか分からないとの事。いやはや、酷い仕打ちだ。
その後、約 1時間半くらい殆ど何もアナウンスが無いまま待っていたら突然搭乗が始まった。うーむ。コレとりあえず乗せちゃって機内で待たされるパターンじゃないの？
本日の飛行機 A321。
空港の夜景は綺麗だった。
そして案の定機内で１時間くらい待たされてようやく離陸。上海に到着したのは午前 0時半過ぎ。いやはや…長い一日だった。泥のように眠りたい。
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