中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

旧正月

 金曜日、浙江省は曇り。気温は 10度と比較的暖かい 1日だった。昨夜の寒さがウソの様だ。
 本日が旧暦でいう所の元旦(1月1日)に当たる日である。昨夜午後 11時50分近くに始まった爆竹と花火は 0時を回る瞬間が最大音量になって、部屋の中に居ても会話ができない程になる。ココ数年は上海での爆竹や花火は禁止されてしまっていて、上海市内ではトンと見かけなくなったが、田舎では相変わらず盛大に『国民的火遊び』に興じる訳だ。なかなかヤンチャで「出し惜しみは無しだ〜!行くぜ〜!」という風なヤケクソ感があって面白い。若者はきっとこういうの楽しいだろうなぁ。
 さて、夜が明けて本日(初一)は何も予定が無い日なので、朝飯食べてからまたベッドに戻って一人で昼寝。いや朝寝?とシケ込む(笑)
 子供達は親戚同士で外で原始人の様に駆け回って戻って来ないし、オトナは麻雀やらカードやらに興じるがワタクシは現地語(方言)がサッパリ分からないし、そもそも賭け事にあまり興味が無いので、まぁ要するに『やる事が無い』んだなぁ(苦笑)。朝から飲んでも誰にも叱られないのだが、夜またどうせ飲む事になるので、少しは肝臓くんも労らなきゃね。
 そして起きたらお昼。直ぐに昼食。まさに絵に描いた様な『食っちゃ寝』生活。ビバ!春節!くうねるあそぶ。
 食後は、ちょっと外を散歩する事にした。この辺は農村なので村と村の間は田畑が広がる。とくにミカン畑は壮大で結構な眺めだ。

 菜の花畑は、葉の上に夜露?じゃなくて雨かな? …が溜まっていて綺麗だった。

 サスガにこのクソ寒い中で咲いてる花は無いだろう…と思ったが、気の早い奴が一人花を咲かせて居た。

 川の方まで歩くと、ようやくとなり村が見えてくる。ココは結構好きな景色。

 やはり畑の広大な土地の向こうに不思議な形の家々が並ぶ姿は外国ならではだなぁ…なんて改めて実感したりして。

 いやぁ…世界は広いし持ってきたマイヤーズは美味いね!(結局飲んでる)
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村