中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

今年最後の検査

 金曜日、関東地方は快晴、気温は 8度。寒い寒い!今年最大規模の寒波が来ているらしい。

 本日は今回の帰国の第一目的である、今年最後の『ルシアンルーレット』の日だ。例によって朝から断食して、湘南新宿ラインに乗って大崎駅で乗り換え。

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 一般的には今日が仕事納めの日らしいのだが、いつもよりヒトは少な目の様な気がする。

  そして、りんかい線に乗り換えて『国際展示場駅』で降りる。駅前に建設中だったビルはどうやらホテルだったらしい。スッカリ完成していた。

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 そしてワタクシの命の恩院へ!

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 イツモの様に血を沢山抜かれた後は、造影剤を入れながら巨大ドーナツに入る。人生について考える数分間。

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 終了後はようやく断食からの解放である。1Fのタリーズでパスタ定食を頂く。嗚呼…シアワセ。

 そして 13時40分。いよいよ恐怖の宣告の時間である。嗚呼…キンチョーするぜぃ。

 最近、怖いくらいにオフィシャルもプライベートも充実しているので寧ろ怖いのだ。カミサマが『お前は先が短いからご褒美あげよう』と言っている様で…ね。 考え過ぎなのかもしれないが『統計』というのはデータに基づいているわけで、パーセンテージに嘘はない。つまり数字は嘘つかないのでワタクシの場合の再発率はカナリ高いのは紛れも無い事実なのだ。

 そんな事を考えながら、診察室のスライドドアを開ける。イツモの様にワタクシの担当医はポーカーフェイスだ。ホントに表情から何も読み取れない先生なので、言葉を聞くまでドキドキである。

 そして宣告。。。「良かったですね!今回の検査でも、何処にも転移の兆候はありません!」との事。

 ふひ〜〜〜ホント一気にドッと肩の力が抜けて、自分の体重が二倍になった様な感覚を椅子に感じる。心臓に悪いぜ。コレで 3年と 9ヶ月無事だったワケだ。ホントありがたい!

 最後に 1Fでお会計を済ませる。海外居住者ゆえ国保にも入れないから全部自費ゆえ、毎度凹むくらいの金額だが背に腹は変えられない。

 一歩外に出て深呼吸。外は抜ける様な青空だ。

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 その後は、古い友人である作詞家の maruちゃんと(検査が無事だったら)会う約束していたので横浜まで戻る。そして、みなとみらいのワールドポーターズの映画館にて、観たかったコレ!に付き合ってもらった。

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 映画はとっても良かったのだが、今回の劇場には 4DXという新しいシステムが導入されていて、二人ともどんなモノなのか知らないから『せっかくだし』と思って4DX版を選んでしまったのが失敗だった。

 いやぁナンデスカこれ? 椅子が動いたり水が出てきたりスモークらや照明やらが付いてるアトラクション式のシステムらしい。たぶんハリウッド SF映画等では効果有るんだろうけど、ボヘミアンラプソディーでは寧ろ逆効果。こんなのいらんわ(笑) せっかく良い映画だったのに寧ろ興ざめ。もっと落ち着いてジックリ観たかったなぁ。

 ま、まだまだ発展途上の技術だ…という事が分かって良かった。

 映画の方は俳優さん達が皆んな似てて凄い!特にギターのブライアンメイ。もう本人としか思えない。内容は結構語り継がれてきた話なので、音楽好きはほぼ知ってるストーリーだったが、歌詞の内容まで深く聞いてなかったので最後は不覚にも涙してしまった。

 細かい部分ではツッコミたい部分も結構あったけど全体としてはとても良くできた映画だと思う。おススメです!

 その後は二人で色んなハナシをしながら楽しくお食事。

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 帰りの横浜の夜景は相変わらず綺麗だった。懐かしいなぁ、昔、某 K社時代ランドマークタワーに勤務していたのだ。

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 今日も中々濃い一日だった。いやぁ…でも身体が無事でホント良かった。今日はグッスリ眠れそうだ。森羅万象に感謝!

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