中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

完全オフ

 木曜日、関東地方は晴れ、気温は 11度。今季最大の寒波が来ている…とニュースで言っていたのに、お昼は陽があって非常に暖かかった。今夜から本格的に冷え込むらしい。
 さて、本日は検査までのモラトリアムな一日である。ホンキで『休む事』が目的の一日。ゆえに朝寝すりゃ良いモノを、昨夜は 9時半には寝てしまったので朝 6時前に目覚めてしまった。いつもの上海の部屋とあまりに雰囲気が違うので一瞬「やっべ!派手に酔っ払って誰かの家で寝ちゃったのか!?」と不安になったが、暗い部屋を目を凝らして観察したら実家だったので安心した。朝が早すぎて部屋の中が真っ暗なので余計にビビったわ。日本は上海に比べると夕暮れも早いが、夜明けも遅い。昔からこんなに夜が長い国だったっけ?
 とりあえず早く目覚めてしまったので、居間で見つけた止まった時計の電池交換を片っ端から行ったりして。
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 明るくなってからは、上海からネットで買っておいた荷物の確認である。ワタクシ的に今回とても楽しみにしていたのはコレ!
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 もう今や PA業界では定番中の定番になってしまった感がある『DPA-4099』である。それと二胡用にも使えるユニバーサルアタッチメントと、SHUREのワイヤレス用の TA-4F変換アダプタも同時に購入。このマイクは、この手のグースネックマイクにしてはクッソ高いが(フツーの 58が 5〜6本くらい買える値段だ)、やはりワタクシ個人的な経験から、ヴァイオリンと二胡はコレより良いマイクを見た事が無いので今までずっと欲しかったのだ。(先日の某玄人さんの現場でも、ライブでスタンウェイの生ピアノをコレで拾っていた程である(驚))
 今回ワタクシが購入したのは、新しいモデルである『DC1』というタイプの高感度版で、且つアコギ用アタッチメント付きモデルである。(新しいモデルはCOREと呼ばれる新技術によって以前のモデルよりもレンジが広がり明瞭度が上がったらしい)
 早速実家に置いてある小型ミキサーに繋いで動作確認したのだが、やっぱコレ音が良いわ! 下から上まで綺麗に拾うのは当たり前だが、ジックリと聴いてみて個人的に『良いな』と思ったのは Super-Highがシッカリ出る所かな。12KHzよりちょっと上の辺りが非常に美しい。それゆえヴァイオリンや二胡等で『弦の擦れる感』が艶っぽく『倍音豊かに』拾えるのかもしれない。こーんな小さいカプセルなのに良くこんな芸当ができるものだ。ちゃんと指向性もシッカリ付いてるしホント不思議。さすが21世紀。関心関心。
 ちなみに今回、何故アコギ用のアタッチメント付きのモデルを購入したかというと、ヴァイオリン用アタッチメントは既に持っているし、二胡やクラリネット等に使えるユニバーサルアタッチメントとアコギ用の 3種類が有れば、大抵の現場では事足りる…と考えたからである。これにTA4F変換アダプタを追加すればワイヤレスもイケるので、もう無敵じゃん?(…とは言えマイクは 1本しか無いので同時使用は不可なんだけどね / 笑)いやぁ…何はともあれ次の現場が楽しみだ。

 さて!年末は銀行やお店も閉まっちゃうだろうから今日中に出来る事はなるべく今日中に済ますべく、お昼から原付バイクに乗ってアチコチ買い物に出て回った。夕方は早めに帰宅してノンビリお袋と TVを見ながらお喋り。

 明日は、いよいよ今年最後の検査なので朝から病院である。 あー心配だなぁ。。。。頑張りまっす!
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