中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

無線プロンプターの実験

 火曜日、上海は曇り、気温は23度。イマイチパッとしない天気。

 例によって午前中からガーデンホテルのジムに寄ってから出社。そして仕事はデスクワークが中心。来月頭に行われる某イベントのお手伝いがあるのだが、一体どこからどこまで担当すれば良いのかサッパリ判らないので予定が立てられない。
 加え、月末〜6頭にかけて、またベースとギターのレコーディングの話もやって来たのだが、なんと急遽、全く別の仕事で今月末にまた日本への出張?が入る可能性が出てきたので、時間のやりくりに困っている。一体いつRec案件の練習すれば良いのだ?? 来週は深圳出張だし、来月中旬には上海郊外の某大学でのイベントのPAを頼まれたり?重なる時は重なるモノだなぁホント。
 結局の所、月末の出張の予定が決まらない限り、他が全部ペンディングになるので、どうしようもないワケで、考えてもどーにもならない事は考え居ない事にした。コーヒーブレイク。
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 そういえば今日また Mac OSのアップデートが入ったので、仕事で使ってる MacBook Proと、家に置いてある音楽現場用の MacBook Airの両方にパッチを当てて対応してみた。何だか再起動がかかるまで結構時間がかかったので今回は比較的大きな更新だったのかな? 良くわからんが。
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 そりゃそうと、全く関係ないハナシだが、今までずっと『如何にプロンプターとシーケンサーをシンプルに同期させるか?』という事を考えていたのだが、本日ようやく出口が見えてきた(嬉)

 プロンプターは映像信号なので、どうしても HDMIケーブルを使うため、ケーブルは太いし、コネクターは壊れやすいし、設置も移動もカナリ面倒臭いのだ。
 勿論大きな会場でのワンマンライブ等ならば問題無いが、我々アマチュアレベルで対バン形式のライブに出演する場合は、セッティング時間が限られているため、ただでさえシーケンス系で時間食われるのに、プロンプまで準備は出来ない。そんなワケで何とか iPadを使って無線化できないか色々と試行錯誤をしていたワケだ。 しかし中々ワタクシの要望を満たす仕様のモノは世の中には無かった。
 で、アレコレ色々と実験しては挫折を繰り返してきたのだが、本日の夜中にようやく『形』が見えてきた。まだ完璧じゃないが、ワタクシのバンドのオケを出しているシーケンスのマシンから無線で iPadに対して歌詞情報を送る事に成功。楽曲に同期して自動で歌詞が繰られるので、コレならば簡単にセッティングできるし、移動もケーブル配線も不要なので、実現できたらカナリ良い感じである。(目線の移動も最小限にできるし、目立たないからね)
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 後は WiFiが途中で切れた時にメインマシンの画面への影響や、再接続の状況等々テストやトライがまだまだ必要だが、ある程度『実用』の光が見えてきたので楽しみだ。次のライブで早速使ってみようと思う。
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