中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

納期があった方が落ち着く

 土曜日、上海は快晴、気温は 16度。日本は雪が降るほど寒いらしいが上海は小春日和で良い天気。

 さて、、、、イキナリ冒頭から「さて」というのもどうかと思うが、この新型肺炎のせいで完全に日常が狂ってしまい、週で最も忙しい筈の土曜日が最も暇になってしまって久しいワケだ。何をするにも気分が乗らない閉塞感に満ちあふれた日々。それを脱却したい…という心の声が『さて』なんだろう、きっと(笑)

 しかし暇だからと言ってボーッとしてはいられない。ウチの奥さんの仕事も客商売なのでココ2ヶ月半は大赤字で常にイライラしてるし、ワタクシも今は PAやらドラム教室での仕事が皆無なので、とにかく何かをして『稼がなきゃ』イケナイ。上海は家賃がクソ高いし、子供は私立ゆえ諸々の費用もバカにならないので、共働きでやっとマトモな生活ができる状況なのだ。
 せっかく(前職同様に)『サイドビジネスOK』という難しい条件を飲んで貰って今の会社に入ったので、休みの日に働かない手は無い。

 そんな際、先週の後半にタイミング良く作曲業務が 3曲ほど転がり込んできたので、朝から集中して作業。90秒ループ x 3曲である。中国のオンラインゲームでは一般的なスケールだ。
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 リアルにヒトとヒトとが会えなくなるとオフライン事業は総倒れだが、ゲーム制作やソフトウェア開発、またそれに付随するサービス業は、オンラインである程度完結できるので、この肺炎騒ぎでも殆ど影響を受けずに稼げているらしい。実に素晴らしい。
 リスクヘッジの観点から考えると、どんな企業でも、オフライン事業のみならずオンラインでも稼げる仕組みを持っていた方が良いね。

 本当は、今日はプライベートで始めてる某新 PJのレコーディングを予定していたのだが、歌手の体調不良によって延期になったので丁度良かった。ほぼ割り込み無しで夜まで作業できたので、取りあえず 1曲 demo完成。一晩寝かして明日ブラッシュアップだな。
 先日の日記にも書いたが、暇なときに KONTAKTの音源を片っ端から聴きまくっていたので、音を探すのが超楽だった。いやぁ…暇つぶしにやっていた点と点が『繋がって』来たぜっ。
 納期が有ると俄然燃えるワタクシ。追われてる方が安心する…という!? こりゃもう完全に『ヘンタイ』ですな。ドMにも程があるw
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