中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ベリースペシャル

 月曜日、上海は曇り、気温は 18度。本日は中国では『清明节』と言って祝日である。

 とは言え、ワタクシはお仕事のため出社である。本日は北京と日本を繋いだ三者 TV会議が有るのだ。
 最近は映像有りの会議は zoomを使う事が多いのだが、サスガに流行るだけの事は有って良く出来てる。何が良いって Appleデバイスとの相性が良いのが良い。殆どノンストレスで会議が行える。

 会議終了後は某PVに中国語字幕を着ける作業なんかしてたら、あっという間に 18時過ぎである。サービス残業は美容の敵なので、そそくさと荷物を纏めて帰宅。帰宅後は久々にコニャックなんか引っ張り出してきて飲んでみちゃったりして!?
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 V.S.O.P.って書いて有るのを見ると、昔『ベリー・スペシャル・ワンパターン』と呼んでいたのを思い出す。 今思えば多分確か小学生の頃だよなぁ…なんで小学生がブランデーのグレードの事を知ってるのか?フト疑問に思ったが、多分 TVCMか何かで見たのだろう。

 因みに、関係ないが、ブランデーのグレードを改めて調べてみたのだが、V.S. -> V.O. -> V.S.O.P -> ナポレオン -> X.O. というのが正解らしい。つまりVSOPはそんなにエラくない訳だ(笑) コニャックというのはブランデーの一種で、フランスのコニャック地方で採れるブドウを使ってるからそう呼ばれてるだけ…だそうな。(ブランデーよりコニャックの方がエラいのかと思ってたw) 普段はウヰスキー派なので(そんな派閥があるのかどうか知らんが)ブランデーの事は詳しくなかったのでちょっと勉強になった。

 さて、関係無いが、本日 Avid社より ProToolsの更新のお知らせが来たので早速 DLしてみる。新しいバージョンは 2020.3らしい。
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 新規に『フォルダートラック』という概念が導入されたらしい。以前から Logicではソフトウェア音源や、レコーディング時のテイク管理CUEには似たような機能有ったよね。アレに似たようなモノが ProToolsでも採用されたんだと思われる(想像)

 DLが終わったので早速インストールして起動してみたのだが、何と!データベースファイルは過去 Ver.と互換性が無いらしい。えええ?
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 一瞬『過去のセッションファイルが読み込めなかったら全く意味ないじゃん!』…とココロの中で叫んだが、意味が全然違った(恥) 良く読んでみたら、ワークスペースの DBなので、要するにココを更新してしまうと、仮に新バージョンで不具合が生じて、過去の ProToolsのアプリに戻した場合に、元と同じ環境にはなりませんよ(起動しませんよ)って事なので、まぁ今はクリティカルな仕事を抱えていて無いので、一応念のためバックアップだけ取って、そのままGo!である。
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 無事に起動して、バージョンは『2020.3.0』になった。恐る恐る以前のセッションファイルを開いてみたら、全部フツーに開けたので一安心。
 新機能のフォルダートラックだが、これドラムのマルチとか、ストリングスセクションとか、グループ毎にゴソッと纏まると便利だと思う。多分最初の頃はバグもあるだろうが、これからユックリと使いながら便利な方法を探って行こう。
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