中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

マイヤーズ

 水曜日、上海は曇り、気温は 26度。何だか涼しい一日。

 朝 6時半起床、直ぐに例の作曲業務のギター収録に入る。ヒタスラ録って、録りながらアレンジを考える…というイツモの作業。録りの段階で mix後の『絵』をある程度頭に浮かべながらガシガシ録っていく。自分の曲はコレが出来るから良い。多少失敗しても修正可能な部分は自分で判断できるので、修正を前提に気負わずにざっくりと和声だけ間違えない様に録り続ける。
 午前 10時、やっとギターが録り終わった。ホントはベースも録ろうと思っていたが間に合わないので、ベースは夜に録る事にして出社準備。

 例によって自転車で出勤。会社が近くて良かった。ギリギリまで作業ができるw
 仕事は例によってデスクワークが中心である。大きなトピックは特に無し。 お昼過ぎに老板から電話を貰えたので、色々と現在の状況を説明して諸々相談。
 色々と考えて下さってるらしく、仰ってることは全くもって仰る通りなので、大きな方向性としては変更なしで暫し頑張る事に。

 本日は少し早めに 19時過ぎには帰路につき、帰宅後は軽く食事をした後に直ぐにベースの収録である。何度も同じフレーズを弾いてるのが面白いらしく、ウチの息子が色々とチョッカイを出してくるので気が散って仕方無い。時間が無いのでついつい『イラッ』としてしまい、チョット怒って追い払ってしまったが、まぁ子供相手に怒るなんて大人げないわな…反省反省。

 21時には録り終わったので、後はヒタスラ TDである。 23時過ぎにようやく纏まったのでクライアントに提出。ふひー疲れた!でも何とか間に合ったので良かった。

 そんなワケで日記ネタが無いので、今日は 25年以上ずーっと愛飲してるマイヤーズにまつわる思い出をばw
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 これ安いお酒だけど、何故か好きで、未だにタマに飲んでいる。

 いまフト突然色々と思い出してきたんだけど、確か 27〜28の頃かなぁ? 川崎市宮前区の田舎の方で独り暮らしをしていた頃、一時期ちょっと変わった子と知り合って、福生だったかな?米軍基地の付近にある、大型のバー(今で言う所のクラブ)で大音量でレゲエを聴きながら、毎週の様に朝まで呑んでいた事がある。マイヤーズはその時に覚えた味なのだ。

 レゲエって、我々からすると似たような曲ばかりなのだが、永遠に繰り返す裏拍のベースの重低音を大音量で浴び続けると、午前 3時を回る頃には、酔いと眠気で徐々に「ジワーッ」とトリップしてくるんだよね。凄く気持ち良くなるのだ。懐かしいなぁ…あの感覚。 リズムの『タメ』について理解できたのは、あの頃の経験が非常に大きい。

 今となっては不思議なくらい全く顔が思い出せないが、レゲエ好きの色々ブッ飛んでる変な女の子だったなぁ。 何処で知り合ったのかも良く覚えてないw 確か、当時ワタクシがあまりにレゲエという音楽を理解していない!というのが気に入らなかったのか、3ヶ月くらい二人でアチコチレゲエのイベントに行きまくった(っつーか連れ回されたw)のだ。 で、ようやく楽しくなってきた頃、ある日突然連絡が途絶えて消えてしまったんだよね(当時、携帯は無かった) 写真を嫌う子だったので写真も一枚も残ってないが、結構綺麗な子だった印象がある。今思えばホントに実在していたのかすら疑わしいな。
 いやぁ…人生色々ですなw
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