中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

お互い様なのが中国アルアル

 月曜日、上海は晴れ時々曇り、気温は 33度。梅雨が明けてから暑い日が続いている。

 朝 6時半起床。昨夜遅かったのに例によって目覚まし無しでフツーに起きてしまう老人性早起き症。
 折角早く起きたので、例によって作曲業務の新曲制作にとりかかろうとしたのだが、何だか若干疲れが残っていて!? イマイチ集中できないので、色々と送られてきた昨夜の写真なんか観ながら暫しライブの余韻に浸る。まるで高校生状態。我ながら笑える。

 昨夜出演したバンド、恶魔工人(Akuei)のメンバーはワタクシ以外は全員若くて皆ルックスも悪くないので(本業の観点からすると)ちょっと色々と弄ってプロデュースしたくなるのだが、こういうのはヲトナが手を出しちゃイケナイ。急にツマラナイものになっちゃうからね。ワタクシも経験から色々な事を学んだ。もし自分がまだ 40代の頃だったら絶対にアレコレ口出して、彼等の本当の部分での『個性』を押しつぶしてしまっていただろう。ツルっと商用的になってしまってはイケナイのだ。荒削りだから『こそ』叫びが伝わるし、それゆえ刺さる。
 昔、坂本龍一氏が何かの番組で仰っていたが、オトナの言う事を素直に聞き入れる若い人なんてツマラナイ。音楽演ってるなら、やっぱりオトナに反抗しなきゃね(笑) 今だから判るが、全く以て共感する。仰る通りだと思う。自分も若い頃は根拠の無い自信に基づいて『自分が一番』だと思っていたし、エラそうな事を言う音楽評論家みたいなヒトが大嫌いだったしねw
 なので、今は俯瞰して彼等が困った時だけ黙って手を差し伸べる。個性は『われもの』なので慎重に! そういう接し方が今は一番楽しい。

 ザッとシャワーだけ浴びて、自転車に乗って出社。出社後は例によってデスクワーク。
 昼と夜のギャップ!? が激しすぎて変な感じだが、ここ数ヶ月の悶々とした日々の中で自分の中で見えてきたモノが有るので、それを大事に暖める事にする。やっぱダメなものはダメだ、逃げ出すのは格好悪いケドある程度頑張って無理なら、どっかで割り切りが必要。


 20時過ぎに会社を出て帰宅したら玄関にスーツケースの山。そうなのだ妻の妹が家族全員で今日から上海に遊びに来ているのだ。
 実は子供達は夏休みなので、2週間ほど前からウチの息子が田舎に遊びに行ってずっと向こうに泊まっていたので、今度は、逆に今日から彼等を迎え入れる事になっていたのだ。いやはや…こーんな狭い家に全部で 8人も泊まるんだぜ? ビックリさ。
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 すっかり寛いじゃってるし…。ま、中国アルアルですな。
 親戚同士は全く気を遣わないのがコチラの掟なのだ。やれやれ(苦笑)
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