あけましておめでとうございます！ 2021年元旦、金曜日、上海は快晴、気温は朝晩は氷点下だがお昼は 4度まで上がった。実に穏やかな年明けである。皆様本年もよろしくお願い致します！
昨夜は年越しを待たずに 23時頃に寝てしまった。ひょっとすると大晦日に午前 0時前に寝たのは 30年ぶりくらい？かもしれないなぁ。まぁ無性に眠かったのだから仕方ない。そんな訳で、朝起きて携帯を見たら新年のメッセージが結構入っていたので一つ一つまとめてお返事。今や年賀状じゃなくて携帯のメッセージアプリだものね。。。そんな 2021年の幕開け。
朝 7時、机の前に正座して厳かに『開封の儀』を行う事にする。昨夜購入して 2021年の年明けと同時に電源を入れる事になる新しい我が相棒、iPhone12 Pro Max 256G Pacific Blueである。いやぁ…嬉しいなぁ。
以前に比べてパッケージの箱が小さく（薄く）なったが、相変わらずアップルらしい丁寧な包装。
今回から大胆な事に電源アダプターもイヤフォンも付属していないので非常にシンプル。
まぁ確かに第 12世代ともなれば、以前の iPhoneからの乗り換えユーザーが多いだろうし、アンドロイド勢から乗り換えた人でも『初めて携帯を買う』という人は少ないだろうから充電アダプターは持っているものね。そもそも携帯を買い換える度に古い充電器が溜まっていく…というのは環境的にもどうなのよ？って感じなので良い施策だと思う。
いきなり電源を入れたくなるがココでぐっと我慢。
まずは今使ってる自分の携帯（iPhone X）の電源を一旦機内モードに設定をして電波を受けない様にし（新しいメッセージやメールが入らない様にして）USB接続した Macに完全なるバックアップを作成する事が先である。
そしてバックアップが完了したら、念のため微信（WeChat）も個別にバックアップをとっておく。コレが意外とデカいので時間かかる。中国で生活する以上、コレがないと今や生きていけないからね。
ひたすら待った後にようやくニューマシンに火を入れる。うわっ眩しっ！ 画面中心に現れた白いリンゴマークがあまりに明るくて驚いた。何？この輝度。すげー明るいんですけど（笑）
一通りオープニングやら言語設定等々の初期設定をした後は、今や古い iPhoneから Apple ID やら WiFiのパスワード情報等々、bluetoothにて殆どの情報を転送出来てしまうから便利である。その後は本体メモリの復元であるが、コレもこのまま bluetooth経由で転送できるっぽかったが、時間もかかるし電波モノは不安なので、USBケーブルで Macと接続して先ほどMac内に保存したバックアップから USB経由で復元する事にした。
ここから待つこと約 2時間弱。中に写真やらアプリの個別データやらがカナリ多かったので結構時間かかった。
最後に再起動した後は、個別のアプリを再ダウンロード＆インストールが自動的に始まった。ここから待つこと更に約 1時間で、色々弄ってたらスッカリお昼前である。
家族 3人で軽く昼食をとった後は、一つ一つアプリを起動して再設定。今や殆どのアプリがクラウド内にデータを持っていて連携して動作するものが多いので、いちいちログインIDとパスワードを入力しなければならないから結構タイヘン。一度記録しちゃうとフツーは何度も入力しないモノだから結構 pwを忘れてて、いちいち調べてから入力したり、銀行系のアプリはセキュリティが非常に厳しいので、以前銀行で貰った USBトークンを PCに差し込んで PC上で認証しなければならなかったり…とカナリ翻弄される。
いやぁ…やはり休日にやるべきだね。正月で実に良いタイミングだったわ。こりゃ一日作業だ。
夕方 16時過ぎに殆ど全てのアプリがマトモに動いたので良かったが、作業中に一つだけハマった事が有るので将来の自分のために備忘録。
問題が発生したのは、アップル純正の『Wallet』アプリである。
ワタクシ、今までこのアプリ内にて Apple Pay用の Amexカードと银联カードとSuicaと上海交通卡の 4つを登録して使っていたのだが、iPhoneを新しい端末に移行してもこれらの情報は新端末には自動的には移行されない。従って自分で登録をし直さなければならないのだが、コレがまぁ一筋縄では行かなくて非常に時間がかかった。
まず Walletアプリを立ち上げると、今まではカードが 4枚見えていたのだが、全部消えていて空っぽなので右上の「＋」ボタンを押して新しいカードを追加画面に移行する。
するとカードの種類を選ぶ画面に移行するのでクレジットカード類を選択。
１から登録し直すのかと覚悟していたら、どうやら Apple IDに紐付けされていた『今まで使っていた端末に登録されていたカード』が表示されるので、それをタップ。
すると携帯にログインする時のパスコードが必要となるので、今まで通り６桁のパスコードを入れたら、1秒後くらいに次の画面が表示される。
「え？ 今既に 6桁のパスコードを入れたんだけど？ なぜにまた？？」と疑問に思いつつも『続ける』をタップしたら下の画面が表示された。
で、同様に 6桁のパスコードを入力しても右上の『次へ』が青く反転しない（つまり先に進めない）じゃないか。色々な番号を試したり12桁くらいの番号にしてみたり…を繰り返したが、一向にダメ。
結論から言うと『パスコードオプション』のボタンを押して、数値入力じゃなくて一般的なローマ字入力に変更して、アルファベットキーボードの 6桁以上のパスコードを入力したら先に進めた。どうやら Walletはクレジットカードを扱うのでパスワード管理を強化したのだと思われる。
しかし、困ったのは、ここでパスコードをローマ字に変更してしまうと iPhoneのロック画面でも、一々この英文入力をしなければならない…と言う事実（泣）
ご周知のとおり、今やマスク必須なので顔認証が効かないから、外ではカナリのシチュエーションで『パスコードによる画面ロック解除』をしなければならないワケさ。これは普段片手で操作する事が多いため、大文字小文字や数値混じりのパスコードだと不便極まりないワケさ。まさかこうなる事を予想していなかったので、当初 Wallet専用と割り切って大文字小文字数値記号混じりのパスコードにしてしまったからさぁ大変！もう一度設定しなおして、片手（右手）だけで操作できるパスコードに改めて変更したのは言うまでもない。いやぁ…コレ不便だわ。特に昨今のマスク時代には死ぬほど不便。
バグかと思って設定の順番を変えてみたり色々と試したが、どうにもコレだけは数字のパスコードには戻せなかった。旧機種で数字パスコードのみでできていたのは、あくまで今まで使っていた人が不便に感じない様にするための救済措置的な経過措置の一環なのかもしれない。新しい端末からはこの新しい仕様に強制されるのだろうきっと…。まぁ確かにクレジットカードが 6桁の数値で使い放題となったら様々な問題が発生する可能性があるからね。
それと、もう一点。Suicaと上海交通卡の交通カード系は、カード内に現金のデポジットが有るので、新旧 2つの端末を同時に使えない仕様になっているらしく、一つ目の端末で一旦カードを『削除』しなければ移行できない様だ。
これも一瞬ハマったが、Walletアプリ上で『カード削除』を実行しても、Apple IDに残高が紐づいているので同じIDでログインしている以上、残高は消えないで残っている。古い端末でカード削除して 5分くらい待ってから新しい端末で Walletを開いて Suicaを見ると、以前のカードと残高が表示された選択肢が出てくるので『このカードを使う』を選んだところ全て正常に引き継がれた。
キモは『5分くらい待ってから』ってトコだな。前のカードを旧端末から削除しても、サーバー上に直ぐには反映されないらしく、直ぐには新しい端末上に表示されないのだ。（Suicaには１万円以上入っていたのに最初表示されなかったから一瞬消えたのかと思ってビビったw） 上海交通カードも同様である。
なので、古い端末を下取りに出す方は『必ず』Wallet内のカード情報を先に全て削除してから、メモリクリアして下取りに出す事を強くお勧めする。これを古い端末から明示的に消さない限り、新しい端末では使えないからね。
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