中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

平和な日常

 火曜日、上海は晴れ。気温は 32度。ようやく晴れた。しっかし今年はイツになく冷夏である。例年なら 40度越えが結構有る上海だが、今年は数える程しか無かった気がする。このまま夏が終わってしまうのだろうか? それはそれでチョット寂しい気がしないでもない。(…なぁんて書くと突然暑くなったりするからあまり口にしない方が良いなw)

 朝 8時半、松江区の社員寮にて目覚ましで起床。最近よく眠れるのでホント有り難い。
 例によって徒歩 10分の通勤にてオフィスへ。仕事上のトピックは(対外的に書ける様な内容は)特になし。

 夕方頃に、日本にいる知人から、先日このブログに書いた記事を「ちょっと知り合いに転送していい?」みたいな話を頂いた。いやぁ…こ〜んな単なる独り言?的なブログでも、少しでも人様の役に立つならこれ幸いである。もちろん快諾したのは言うまでもない。実に有り難い話だ。

 意外と、全く想像しない分野の方がこのブログを読んでくれていたりして、有り難い反面、少々恥ずかしくなったりする。まぁ単純に上海が狭いだけなんだけどね。 でもタマに全く知らない方から「ブログ毎日読んでますよ!」とか声をかけられる事があって、くすぐったい様な?不思議な気分になる。

 そうそう! 以前、浦东の东和公寓でだったかなぁ…? PAの仕事をしていたら、驚くほど非常にお美しい奥様?に親しげに声をかけられて、本気で「うわ、やっべ誰だっけ?」と過去の人間関係の辞書を片っ端から脳内検索して冷や汗をかきつつアワアワしてたら、単純にワタクシのこのブログを読んで下さってる方だった…といった事もあったっけなぁ(苦笑)

 以前、上海ブロガー仲間のモリシゲさんも書いていたが、こうして長い事『続ける』ってダイジだな…と、最近感じる様になってきた。日々の記事は軽〜くて全くペラペラな内容でも、何年も毎日続ける事によって、何らかの『重み』みたいなものが出てくる気がする。

 フト振り返ってみたら、中国からのアクセス禁止とかが有ったりして数回ブログの引越しをしているものの、こういう風な『ブログ形式』にして書き始めたのは『2008年 9月 4日』からだった(当時のブログはエキサイトブログだったらしい)丁度、当時所属していたトランザート社のオフィシャルサイトのコンテンツ不足?を補うために始めたのがきっかけだな。まさかそっから 13年も? ほぼ『毎日』続ける事になろうとは思いもよらんかったわ。

 コレの前は mixiに日記をつけていたし、その前の K社時代は『デジカメ日記』というのをどっかの BBSでやっていた記憶がある(BBSって死語だよね?きっとw イマドキの人は知らないかもしれないがテキストベースの電子掲示板の事である)なので、かれこれ多分 20年くらい同じ事をやってるワケだ。よくまぁ飽きないもんだw

 単なる日々の出来事を『個人的な視点で』勝手に一方的に晒してるだけなのだが、昔のブログを読み返すと、その『時代』を象徴する様な膨大な情報に溢れていて自分でも驚く。それと、何が凄いってフツーに暮らしていたら『一生思い出さないであろう内容』が、読むだけで有り有りと当時の些細な事まで全部思い出せるのだよ。人間の脳ってホントに凄いよね。

 なので、ワタクシは自分の脳の『外部記憶装置』としてのブログの優位性を本気で唱えたい。…なんてな。でも便利だよ〜ホント。10年前の出来事でも誰とどこで何をしていたか?その時どんな事を考えていたか?膨大なアリバイ!? が全部記してあるワケだから(笑) しかも、ブログ内の『テキスト検索』がめっちゃ便利で「あ!あれってイツだったっけ?」ってな内容も、この膨大な記事の中から文字列キーワードで、自分の過去を一瞬にして検索できてしまうのだよ。実に素晴らしい。

 さて、くだらない話が長くなった。そんなエラそーな事を書いてるくせに、本日のブログネタを撮るのをすっかり忘れてしまったので、19時過ぎに社食に向かう際に見えた松江区の夕暮れ。
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 世界中は相変わらず新型肺炎の影響で大変な様相を呈していて、これから終末に向かって転がり始める様な!? きな臭い空気を感じなくも無いが、少なくとも今のところココ中国は平和だ。有り難い事に。
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