日曜日、上海は曇り、気温は 6度。なんだか非常に寒い一日。
朝 9時起床、午前中ら家族とダラダラ過ごし、午後 3時過ぎに家を出て陆家浜路のリハスタ Rock Shanghaiへ。
午後 4時からは、まずは 1スタにてオルタナバンド『Kill Automation』のリハを 2時間。
例によって 8インチの深胴スネアのチューニングの研究は続く。完全にこの春節のワタクシ的な研究テーマになってしまった感は否めないw 実に楽しい。
表の皮とシェルの響きはだいぶ判ってきた。
しかし、あくまで表の皮と裏の皮とシェルの響きの 3つの要素のコンビネーションなので、ひっくり返して裏側も細かく調整。いやぁ、こうして見ると幅広スナッピーはなかなかのインパクトだなw
そしてリハは恙無く進み、午後 6時に終了。その後は次のリハまで約 2時間ほど空いてしまったのでので、近くのケンタッキーで軽く夕食。
ザ・ジャンクフード。
そしてある程度胃が満たされたところで、またまたスタジオに戻って、20時からは 3スタにて『黑莉莉（Hey! Lily!）』のリハーサルである。
このバンドは実に積極的で、また新曲が増えてホント覚えるのが大変である。
今日初めて知ったのだが、どうやら毎回リハ前にギタリスト二人とボーカルが三人で集まってリフ〜フレーズアイデアを出し合い、ある程度方向を決めてからリハスタに入るらしい。なるほどね。確かにスタジオで 1から「あーでもない」「こーでもない」ってやるのは時間の無駄だわな。頭良い。
そりゃそうと関係ないが、3スタのスネアスタンドが、一番低くしてもまだ高かったのでちょっとナナメってセッティングしてみた。
写真の撮り方が悪いのでイマイチ判り辛いが、カナリナナメってセッティングしてみたのだが、すると驚くほど叩きやすくなってチョット感動。
そしてフト思い出したのだ。「あ！そう言えば、昔のハードロックやヘビメタのツーバスドラマーがカナリスネアをナナメにセッティングしてたのは、こう言う理由だったのか！！！」ってね。
当時はインターネットなんかないし動画すら殆ど無い時代なので、雑誌の写真だけが情報源だったのだが、当時は勝手に『タムとの角度を近付けてタム回しをしやすくしてる』のだとばかり思っていた。
いやぁ…考えてみたら当時のハードロック界隈では 8インチスネア流行ってたわ！しかも椅子を低くセッティングする方がバスドラが大きく見えて格好良いので（しかもツーバスは両足が浮くことが多いので椅子が低い方がお尻が安定するしね）この状態で深胴スネア使うと、スタンドをギリギリまで下げても高すぎるから『仕方なく』ナナメにセットしていたんだね！！！
いやぁ…40年経って今頃気付いた新事実（笑）ホント面白い！
何事も自分でやってみて初めて判る事ばかりですな。良い教訓になった。
リハ終了後は真っ直ぐ帰宅してザッと熱いシャワーを浴び、午前 0時過ぎに就寝。
さて！長かった連休も今日でおしまい！明日から気分をリセットして仕事頑張るぞいっと！
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