中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

やっぱり黒ビール

 木曜日、上海は晴れのち強風のち小雨。気温は日中は 17度まで上がった。実に暖かい春っぽい陽気でウキウキする。

 朝 8時半、松江区の寮にて目覚ましに起こされる。最近宵っ張りの朝寝坊が板について来た。良い傾向?なのかな。良くわからんが、まぁきっと『春眠暁を覚えず』ってヤツだろう。

 Radikoで J-Waveを聴きながらコーヒーを淹れてサクっと朝の準備をした後、午前 9時過ぎに寮を出て徒歩 10分通勤にてオフィスへ。いやぁ…天気が良いとホント気分が良い。心持ち五十肩の痛みも減る気がするから不思議だ。

 仕事上のトピックは特に無し。

 そうそう、ウチの会社のスタジオはエアコンの室外機が、フロア全てのエアコンと同じ系統らしく、冬場は全て強制的に『暖房』に切り替わるから、季節の変わり目は熱くて仕方ない。室外機が暖房モードだと、この部屋だけ強制的に冷房に切り替える事ができないのだ。スタジオというのは機材が発する熱が凄いので、真冬でも冷房が必要なくらいなのだが、ココは冬は基本的に暖房しか効かない(送風にしても温風が出てくるので切るしかない(泣))
 真冬のクソ寒い時期は、機材の熱がちょうど暖房になって室温が良い塩梅になったりするのだが、季節の変わり目で外が中途半端に暖かいとスタジオ内は灼熱地獄に陥るのだ。 放っておくと室温はフツーに 27度とか28度とかまで上がるので、 30分に一度くらいこうやって二重扉のドアを二枚とも開けて扇風機で強制的に外の空気を入れて換気している…という。ほんと死にそーである。
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 でも今日は外気温が上がったので、午後からフツーに冷房が効く様になって快適そのものだった。いやぁ…やっとフツーに過ごせる季節がやってきたね。実に嬉しい。

 そうそう、関係ないが、普段愛用している『Audio Modeling』社のプラグイン『SWAM』シリーズがどうやらバージョン 3にアップされた様なので、折角なのでアップグレードしてみた。
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 このシリーズはサンプリングじゃなくて『モデリング』音源なので非常にデータが軽く、そのクセ凄くリアルなので重宝している。特に Soloブラスのシリーズはワタクシの仕事上の作曲ではもう必須である。コレが有るのと無いのじゃ大違いなのだ。ホント大好きなプラグインである。

 時間の流れは恐ろしく早いもので、気付けば既に 21時半を回っていたので慌てて電源を落として荷物を纏め、徒歩 10分通勤で寮へ。
 外は昼とは打って変わって、台風みたいな強風が吹いていて、寒いくらいだった。まーったく…読めない天気だわホント。

 帰宅後はコレ!じゃーん!
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 マメに見てくださる読者の皆様なら「あれ?コレって黄浦区の自宅の方に 24本買ったんじゃなかったっけ?なんで松江の寮に有るの?」と疑問に思われるかもしれないが、まさにその通りである。2週間ほどまえの週末に久々に日本の黒ビールを飲んだらメッチャ旨かったので、結局松江の寮にも 24本セットを買ってしまったのだ。うっしっしw

 どうやら、このキリン一番搾りの<黒生>は、何かの手違い?で多く輸入されたのか!? (いや、あくまで想像ですよ!もちろん)とにかく今タオバオではかなり激安で販売されてるので、こんなチャンス滅多に無いから松江の寮にも箱買いしたワケさ。だって輸入ビールなのに、24本が 170元くらいで買えるだぜ? 一本 7元(今のレートでも日本円で 130円)くらいだよ。すげーお得。

 そんなワケで熱いシャワーを浴びた後、キンキンに冷やした『日本産の』黒ビールを、ワイングラスに注いで飲むこの贅沢さよ。「嗚呼…生きててよかったw 」って感じの幸福感である。

 ビールで癒された後は、ワイン片手に日本で録画した『相棒20』の最終回なんか見て過ごす。冠城さんは今日で卒業なんですな。ラストはなかなか良い絵でほっこりした。
 午前 2時就寝。

 そりゃそうと、本日上海での無症状感染者はついに 1500人を超えたらしい(恐)あ〜あ。このままだとロックダウンかなぁ…参ったなぁ。
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