中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ようやく広州らしい暑さ?

 月曜日、広州は快晴、気温は 38度。今日は丸一日とても暑かった。コッチに来てからようやく?体温超えの気温である。しかし上海と全然違うのは湿度の高さ。上海も日本に比べるとかなり蒸し暑い方だが、広州の湿度は尋常ではない。ほんとサウナみたいだった。

 朝 6時半にホテルにて自然起床。カーテンを開けたら眩しいほどのいい天気である。思わず日本語で「お〜いいね!おはよう!」と声に出して小さく呟く。

 『住めば都?』とは良く言ったもので、ホテル暮らしも 2週間目になると面白いもので自分なりのルーチンというか『生活の上での工夫』みたいなのが自然と出来てくるので、どんどん快適になるのだ。物を置く位置とかね。トイレにドアが無い事だって慣れてしまえば別になんとも思わないから不思議。人間ってどんなトコでも慣れる生き物なんだね。凄い適応性だ。

 そうそう、昨夜遅くに、昨日の朝クリーニングに出したGパンが戻ってきた。すげー早さである。びっくり。 ホテルのクリーニングはくっそ高いので、普段、下着類や靴下やハンカチ等は毎日洗面所で自分で洗っているのだが、さすがに Gパンはデカくて洗面台じゃ洗えないし、何より脱水が大変なのでクリーニングに出したのだ。

 別に今日履くズボンが無いワケじゃないのだが、ひょっとして気を遣ってくれたのかな?…と思って明細表を見たら、ワタクシがチェックしたのではない『Express Cleaning』に勝手にチェックが入っていた。あはは。これ 10%増しなんだけどなぁ…。Gパン一枚洗うのに 660円。まいっか。色々なサービスがあるわ。

 朝はイツモ通り一階のレストランでモーニングバイキング。

 我ながら相変わらず芸術性のかけらもない盛り方に一人失笑。

 そして部屋に戻って、昨日作った曲の確認なんかしていたら、あっという間に出社時間である。創作活動を始めると時間を忘れる悪い癖だ。慌てて荷物をまとめて部屋を出て、早歩きでオフィスまで。外はクッソ暑くて汗だく。

 仕事は例によって!? 色々な事に翻弄されまくってあっという間に時間が過ぎていく。同僚に「食事の時間ですよ!」と言われて初めて 18時を回っていた事に気付いたくらいである。
 やばいなぁ・・・全然終わらんわコレ。うーむ。

 社食に行って軽く夕食をとったあとは、また自席に戻ってお仕事を続けて 20時半くらいまで。 お陰様で今日もブログネタを撮る事をすっかり忘れていた。
 仕方ないので、広州オフィスにあるフリーコーヒーマシンをば。

 初日にこのマシンを見た際、大型液晶にタッチパネルだったので、さぞかし美味しいドリップコーヒーが出てくる物だと期待していたのだが。一口飲んで思わず吹き出しそうになった。
 なんとコレ、インスタントなのだ(苦笑)

 …とは言えワタクシ、コーヒーが無いと生きていけない身体なので、多分このオフィスでただ一人、このマシンを使って一日2〜3杯ほどこの不味いインスタントを飲んでる…という奇特な(危篤な?)人間である。あはは。

 20時半過ぎに会社を出る。外に一歩出た瞬間に身体に纏わりつく様な湿度に思わず一瞬たじろいでしまった。iPhoneで気温を見たら、こんな夜なのにまだ 36度もあった。
 なるほど、コレが広州の暑さか。。。コレから先が思いやられるぜぃ。

 ホテル到着後はシャワーに直行し、その後は昨日買った黒ビール片手に下着類の洗濯。 ハンガーに干してソファーに戻ったら既に 22時過ぎである。あ〜あ。洗濯機欲しいなぁ。早く家を見つけなきゃ。ホテルは洗濯がほんと不便である。

 500mlのビールを飲み干したら、ジンをストレートでチビチビと飲みつつ、アマゾンプライムビデオで『ダンまち』のシーズン3を見続けて、午前 0時過ぎに就寝。
 そんなパッとしない月曜日の夜。
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