中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

クリスマスイブ

 土曜日、広州は快晴、気温は 20度で非常に暖かいクリスマスイブ。多分、ワタクシの人生で一番暖かいクリスマスイブだな、間違いない。

 朝はのんびり寝ようと思ったのだが、例によって午前 7時前には自然に目覚めてしまう。「今日こそは二度寝するぞ!」と気合いを入れたのだが、人間『気合を入れる』と目が覚めちゃうもので玉砕。仕方なくそのまま起きる事にした。

 午前中はとりあえず部屋の掃除と洗濯を片付ける。そしてコーヒーを淹れて食パンを焼きそれを片手に、とりあえずニュー Winノートの最終調整に入る。来週の木曜日から上海出張(というより帰省?)なので、上海でもフツーにゼロダウンタイムで仕事を続けられる様に準備が必要なのだよ。

 もちろん、本来ならば 29日と 30日の二日間は有給休暇を取ったので『休み』なのだが、まぁそこは本音と建前の世界である。どうせ問い合わせのメールが入るに決まってるのだ(凹) 中国は今も昔も旧暦で進んでいるので『旧正月』がメインゆえ、12/31~ 1/1の変わり目(いわゆる新暦での正月)は単なる『週末を含めた 3連休』でしかないので仕事はフツーに続くんだよね。。。
 でもやっぱり日本人的には年末年始ってケジメだし、休みたいじゃん? てなワケで有給休暇をくっつけて上海に帰省するワケなのだが、これも自腹で飛行機手配して帰るのはアフォらしいので(なにせ会社都合で上海に単身赴任してるワケだし)何とか仕事にカコ付けて『出張扱い』にしたわけサw

 ゆえに年始は 1/3から普通に上海オフィスに出社するので、旧正月の日本出張の実験も兼ねてデバッグ環境一式そのまま持ち歩いてみる事に。 多分実際にリアルに仕事の現場で使ってみないと色々と細々とした問題は見えないからね、何より今の上海の感染状況を鑑みると、下手したら上海のどこかで伝染されてそのまま暫く動けなくなる可能性も無きにしも非ずだし…(怖) なので上海の自宅でもフツーに仕事が続けられる環境は絶対に必要である。

 実はもう、思いつく設定はほぼ完了していたのだが、細かい部分は実際にガシガシ使ってみないと見えてこないので、今日から朝から、今までデスクトップで行っていた全ての作業をこのノート PCで全部行うことにしてみた。
 まず実際に使ってみて一番困ったのは、とにかく『字が小さい!』事。いやぁ…笑っちゃうわ。 このマシンのディスプレイは 16inchなのに、2Kもの解像度があるので、画面上に表示される全ての文字が 2mmくらいしか無いのだよw ちっちゃ~! 一応、老眼鏡(手元の作業をする時に使う一番度のキツい奴)をかければクッキリ見えるのだが、すると 30cmくらいまで画面に近付かないと見えないので、姿勢が悪くなってメッチャ肩が凝るのだよ。エラく疲れる事に気付いたので、あきらめて解像度を落とす事にした。こういうのも実際に実用的に使い込んでみないと見えない事ですなw

 その後も暫くこれをメインマシンとしてフツーに使ってると、まぁ出てくる出てくる『足りないApp』が! そんなワケでちょっとテストしてはインストール…というのを繰り返して丸一日過ごした。

 ちょうど日没の頃になって、荷物が外の集荷エリアの届いた…との連絡が入ったので(今は感染者が多いので一部の荷物は外の集荷場に溜まる風に変更になった)外に出たら、相変わらず開発地区ゆえ工事現場のど真ん中なのだが、隙間からギリギリ『沈む寸前』の美しい夕日が見えた。

 部屋に戻る途中でサンタの赤い帽子を被ってる子を見て、初めて今日がクリスマスイブだという事を思い出し、慌ててケンタッキーに出前を頼む愚かなワタクシ。あはは。でも一人暮らしだから誰にも叱れなくて良いw

 そんなワケでようやく部屋がクリスマスらしく?なったかなw


 この新型肺炎が始まる前までは『季節労働者』よろしく、クリスマス時期はアチコチで演奏が続いて嬉しい悲鳴を上げていたのに、今じゃ独りぼっちで広州のマンションに引き籠って丸一日 PCに向かってるんだから、人生はどこでどうなるか判らないよねホント。

 そんなボッチクリスマス。ま、根がヒッキーなので、コレはコレで楽しいんだけどw
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