中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

結局はヒトなんだよな

 今日の上海は突然異常に暑くなった。なんと30度もあったらしい。もう真夏だ。突然こうなると調子が狂ってしまう。

 息子が妻の田舎に一時帰省したので、今日は久々に妻と二人で焼肉を食べに行った。昔よく一緒に行った淮海路の神田焼肉に行ったのだが、スタッフが全員変わっていて驚いた。しかも店長も違う。店内もちょっと内装されていた。

 メニューも以前と変わっていて、値段も若干上がった気もするが、何より一番当惑したのは、スタッフのサービスの低下である。忙しいのは判るがちょっと『あんまり』だった。昔は日本人のお客さんが多かった事もあり、結構ちゃんとしていたのだ。なるほど今日は周りを見回しても中国人のお客さんばかりだった。

 特に味が落ちていたワケでは無いのだが、何だか非常に残念で、もう二度と来る事は無い気がした。結局お店ってヒトに付くんだなぁ…と再認識。客商売は本当に難しい。妻も客商売なので、逆の意味で良い勉強になった様だ。

 その後は例によってYesterdayに行って一杯飲む。暫くしたら妻の親友のK子とAさんがやってきたので、色々とおしゃべりする。
 途中から女子はちょっと放っておいて!? Aさんと懐かしいオーディオ談義に花を咲かせる。私も中学生の頃、カナリのオーディオマニアだったので、懐かしい機材の名前が次から次へと出てきて非常に楽しかった。まさか2011年の上海で1973年発売のヘッドフォンPioneer SE-205の話ができると思わなかった。コレは私が生まれて初めてかったヘッドフォンなのだが、Aさんも実は同じものを持っていたらしい。いやぁ…面白い。

 そういえば昔はFMからエアチェックする際、息を止めてRecMuteスイッチを押したなぁ…。最近デジタルになってからは、ああいう風にトキメク事が全然無い(苦笑)