中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

空き地

 今日はちょっと用事があったので、仕事を定時で上がって万航渡路×康定路にある友人のオフィスに向かった。

 最近は日が長くなったので、午後7時でも結構明るい。帰りにちょっと歩いてみたら空き地を見つけた。ワタクシはコンビナートふぇちだが、空き地ふぇちでもあるのだ。


 日本のバブルの頃と同様で、上海にも手付かずの土地というのが幾つかある。これは完全に想像でしかないが、きっと上手い具合に名義がコロコロ変わって地価がホットになっているのかもしれない。

 …なぁんて思うと、一昔前の六本木近辺に結構あった空き地を思い出してしまうんだな。

 この街のバブルが弾ける日はイツの事だろうか。。。近い様でもあり、一生来ない様な気もする。
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 さて、そんなワケで、またまたYESTERDAYである。今日は午後9時過ぎにW部さんがお客さんを連れてやって来た。某社のエラいさんだったのでチョットびっくりしつつも、中々楽しい話を拝聴する。

 その後、ギタリストの◎ケンさんとヴォーカリストのんごちゃんがやって来たので、折角だから一緒のテーブルで色々なハナシをする。

 暫くするとエライさんが落ちてしまったので、W部さんはアテンド?じゃないが一緒にお帰りになり、その後は◎ケンさんとんごちゃんと3人で深くて濃ゆーいハナシで盛り上がった。
 今日は珍しくワタクシがちょっと酔っぱらってしまっていつもより喋り過ぎた気がする。ちと反省。

 気付けば午前1時半。明日もあるのでお開き。

 店を出てみると奇麗な半月が出ていた。半月を見ると無条件に歌ってしまうのが「ハーフムーンの気持ち」by 長山洋子

 好き過ぎるので、前にも書いたかもしれないが、また書いちゃおう。
 彼女が演歌歌手に転向する前、まだアイドル歌手だった頃、NHKの『おねがい!サミアどん』というアニメのエンディングを歌っていたのだ。シモンズばりばりの80's後半のアレンジに乗って、松原正樹ばりのストラトのカッティングが乗っていた気がする。(実際弾いていたのが誰かは不明だが…)
 とにかく細かい部分までは覚えていないが、メロが大好きな半音移動を多用したスケールで『超』好きだった記憶だけ鮮明に残ってる。アレンジも絶妙だったし何よりスゴく素敵な声だったのだ。今聴けないのがヒジョーに残念だが、半月を見る度にサビを歌ってしまう悲しいサガ。
「ハートはお月様、半分お月様、片思いなんて嫌だと泣いてるの」だったかな? うわー。いつか音源を探してバンドで演りたい!(壊)