中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

minimoog-v original

 上海は雨の土曜日である。雨が降ると眠くて仕方ない。今日は一歩も外に出ずにずーっと部屋で創作活動を行っていた。サスガに息子が居ないと捗る捗る。完全に自分のペースで作業できるから休憩したい時にコーヒーブレイクできるのが良い(笑)彼が居る時は作業できる時間が限られてるから、どうしても慌ててしまうのだ。
 良い感じに疲れて来たので、適当に切り上げて今は雨音を聴きながら Old Parr。うーむ至福の一時。

 さて、今日はネタが無いので、ようやくダウンロードできた『minimoog-v』をば。

 コレ、Arturia社のキャンペーンで、6/21日から 24時間だけ無料でダウンロードできた同社『Minimoog-V』の特別バージョンとなる『Minimoog-V Original』のスクリーンショット
 Facebookで友達が情報をアップしているのを見てワタクシも便乗してクリックしてみた。しかし半日以上経ってもメールが来ないので、24時間過ぎちゃったかな? と半ば諦めていたら、1日経ってようやくメールが来たのでダウンロードしてみた。(結局落とすのに 6時間くらいかかった)
 往年の銘記 minimoogをソフトシンセで再現したらしい。所謂レプリカある。流石に王道中の王道のシンセなのでソフトシンセやサンプラーは様々な会社から結構出ているが、コレはその中でもカナリ音が太い気がする。シンセベースには良いかもしれない。
 でも実は何が一番嬉しいかって、コレ、ポリフォニックになるのだ!! 勿論オリジナルはモノフォニックなので単音しか出ない。でも流石にソフトシンセである。パネルの外にある(上にある)『Poly』と書いてあるパラメータをクリックすると、4、8、16…という具合に選べるのだ(注:勿論 OUTPUTのトリガーをマルチにするのを忘れてはイケナイ)
 しっかしこのブ厚い音で和音が出せるなんて最高である。結局 2時間くらいコレで遊んでしまった。こんなステキなソフトを無料で配るなんて Arturiaって何て太っ腹な会社なんだろう(笑)