中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

YESTERDAY Live vol.21

 本日は恒例のYESTERDAY Liveの日である。基本、月一としながらもカナリ不定期だが、ワタクシがこのイベントをココで開催する様になってから、21回目を迎える訳だ。なんだか感慨深いモノがある。

 さて、今日のライブはワタクシにとって色々な意味で将来歴史に残るライブだった。実は、完全に私事なのだが、本日朝起きてから非常に体調が悪く、突然原因不明の腹痛に苛まれていたのだ。左の下腹部に鈍痛。出そうで出ない?感じの破裂しそうな膨満感。。。
 近しい方々はご存知と思うがワタクシは結石持ちなので「ひょっとしてまた来たかな?」という様な痛さがずーっと続いていて、今日のライブが開催できるか否かギリギリまで躊躇していたくらいなのだ。しかし、ワタクシは約5年周期で3回も尿管結石をやっているので、コレの痛みに関しては熟知している。コレは石が詰まってるだけなので、痛いだけで医学的には大した事ないのだ。
 しかし今回はイツモとちょっと違って、イツモは「のたうち回る」様な痛みが20分程続いてから鈍痛に変わるのだが、今回はずーっと鈍痛。しかも丸一日続いているなんて珍しい。っつーか困ったモンだ。

 まぁ何はともあれ今日はライブの日である。しかも本日のライブの出演者は、この YESTERDAY Liveが始まって以来の大人数。何とステージに9人も立つのだ。色々な意味でワタクシも出演者も皆楽しみにしてきたライブだ。ココで頑張らなくてどうする?
 どっかから「いつやるか?今でしょ!」と聴こえてきた気がしないでもないので、重い身体を引き摺ってお店まで行って一人でセッティングに勤しんだ。『このライブは何から何までワタクシ一人で主催〜運営しているので、不測の事態でワタクシが倒れると破綻するんだよな』とか何とか考えながらセッティングしていたら、何だか非常に脆弱で、大きな問題点が浮き彫りになった気がする。皆が楽しみにしてくれているイベントなので、こんなんで中止じゃ困るわな。今後は色々と考えなきゃ。

 そしてセッティングもリハーサルも終了。本番を迎える。本日の出演は『Maruken Blues Band with HITOMI』の皆様。1st.ステージは EG&Vo、EB、Key&Cho、Sax、Drs.にゲストVocalが加わる6人編成。初っぱなから渋いブルースを聴かせてくれる。非常に良い演奏だった。

 お客さんも大盛り上がりである。後ろの方で踊っているお客様もいらっしゃった。そして 2nd.setに向けてのセッティングチェンジ。先ほどはSax一人だったが、今回はブラスセクションが4名になる。ステージ上は足場も無い程の状態。ちゃんと組み合わせないと、演奏はおろか全員が立つ事すらできない。

 今回事前にSaxのM田さんと一緒に考えたのだが、ぶらすセクションは『ひな壇』じゃないが、一番奥のソファー席を利用してその後ろに4人並ぶという超大冒険セッティングにする事にしたのだ。
 そして迎えた 2nd.セット。無事全員入る事ができた。ちょっと絵的には笑えるかもしれないが、音のバランスは非常に良かったので安心。

 この時点で8人。そしてゲストボーカルの Hitomiさんが登場。EW&Fの曲なんか演奏しちゃったりして非常に熱くて素晴らしい演奏が繰り広げられる。やっぱり生バンド&生ホーンセクションは最高である。お客様もワタクシも大興奮だ。

 アンコールを含め、全ての演目が終了したのが午後11時半。いやぁ…本当に素晴らしい演奏だった。最後に全員で記念撮影。

 ライブ終了後は皆でテーブル席で楽しそうに飲んでいたのだが、私は体調が優れなかったので今日は遠慮した。お腹が痛いとどうしても不機嫌な顔になってしまうし、ヒトの話をマトモに訊けないから失礼にあたるしね。一人でも不機嫌そうな人がいると座がシラケるので、皆様には申し訳なかったが、これで良かったと思っている。
 いやぁ…何かと記憶に残るライブであった。


>本日のご出演者各位&ご来場の皆様へ。
 改めまして本日は本当にありがとうございました。ワタクシが不機嫌そうに見えて失礼な対応をしてしまったかもしれませんが、かくいう理由ですのでどうか何卒ご容赦下さい。今後は体調に万全を期してしっかり運営して行く所存です!引き続き宜しくお願いします!