中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

开心果にて駐在員ライブ

 土曜日である。何だかイキナリ涼しくなった上海である。8月も今日でおしまい。早い早い! 毎年 8/31になると何故か1988年にノースピアで行われたPriPriのライブを思い出す。『世界で一番熱い夏』懐かしいナァ。今日は全然暑く無いんだけど(笑)
 さて!今日も朝から非常に充実した一日だった。まず朝一で例によって温故知新に行ってドラム講師を4コマ行う。5コマ目の生徒さんが都合によりキャンセルになったので、午後3時にはレッスン終了。突然時間が出来たので、のんびりと温故知新の1階レストランで遅めの昼食を頂く。
 食後はタクシーに乗って开心果の本店(1号店)に向かった。今日は駐在員ライブがあるのでまたまたPAのお手伝いである。
 セッティングは店長のタカさんが殆どやってくれていたのでサクっと音が出て、直ぐに逆リハにてリハーサル開始。
 リハの途中、カセットMTRを使った打ち込みのバンドが一つあったので何となく80年代後半〜90年代の頃を思い出して非常に懐かしい気持ちになった。テープの巻き戻し待ち時間って何だか萌える(笑)
 リハは大きなトラブルも無く終了、約15分遅れで開場となる。

 そして午後7:15。いよいよスタート! 本日の出演は下記3バンド。



 弾き語りあり、MTR打ち込み&エレクトリックバイオリンあり、エレドラあり…とバラエティ豊かなバンド構成だったので若干不安だったが、全体的にソコソコ結構いい感じに纏まったので良かった。やはり15inchのメインスピーカーがあると低域がしっかりフォロー出来るので打ち込みやエレドラの時に余裕が感じられて良い。スピーカーも完全にエージングが終わり、上は角がとれて痛く無いし、下は素直に伸びる様になった。EQやリバーブの乗りも良いし、どんどん音が良くなってきた感があって嬉しい。

 全ての演目が終了したのが午後9時前、ちょっと小腹が減ったので豆腐ハンバーグステーキを頂いた。开心果の料理は本当に美味しくて癒される。今日は丸一日動きっぱなしで疲れていたせいか、一口食べたら一瞬涙が出そうになった。食べ物が美味しいってシアワセだなぁ…。ここホント良い店だと思う。これからも応援していかなきゃ。