中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

イマドキの検査食

 少々身体を壊して一時帰国してからというもの、検査三昧で毎日『面白味の無い』日々を過ごしておるゆえ、ブログからも足が遠のいている今日この頃である。こんなんじゃ中国やら音楽のブログじゃなくて単なる闘病ブログになりそうな勢いなので、最近は敢えて書かない様にしていたのだが、一昨日久々に更新したら結構な訪問数があった様でちょっとビックリ。「こんな風でも皆様一応は覗きに来て下さってるのね。。。」と、何となく嬉しい様な申し訳ない様な? いやはや。
 まぁ折角なので? 気の向くまま単なる日記として例によって日常を晒して行こうかと思う。

 写真は昨日一日たべた検査食。実は本日大腸の内視鏡検査があるので食事制限があるのだ。最近じゃ病院でこういうのを指定して買わせるらしい。でも一々検査入院とかしなくても自宅で食事制限ができるのはある意味画期的だわな。

 中身は全てレトルトになっており、お鍋で暖めるだけで直ぐに食べられる。ちゃんと朝昼晩と3食分あって、量は絶対的に足りないが味は悪くなかった。
 そして今朝は 4時45分に起きて下剤を飲んでから、恐怖のニフレックタイムとなる。これ、大腸内視鏡を受けた事がある方ならご存知と思うが、ポカリスエットの不味い版みたいな液体で、2リットルを2時間かけてゆっくりと飲まなければならない。

 毎回、最初の1リットルくらいまでは「こんなの楽勝じゃん?」と思っているのだが、身体が拒むのか、これが途中から面白いほど飲めなくなってくるのだ。もう最後の方は気合いで鼻をつまんで涙目になりながら流し込む程の勢い?
 コレは要するに『お腹が痛くならない下剤』みたいな物なので、凄い勢いでトイレに走るワケだ。ゆえに出しては飲み、飲んでは出す…の繰り返しで、最後に綺麗なお水みたいなのが出てきたら成功。
 しかしワタクシは有明の病院までバスと電車で移動しなければならないので、途中で催したら大変な事になるため、結構時間を空けてお腹が完全に落ち着くまで待たなければならないんだな。

 なんとか無事に病院の予約時間に辿り着いて、直ぐに検査に入った。いやぁ…有明病院は凄い! 11:00AMの予約で直ぐに 11:00AMから検査室に入れた。大病院は基本 1H〜2H遅れが当然だと思っていたのだが、今まで受けた他の検査も、せいぜい30分程度しか遅れないのだ。サスガである。
 そして診察室に入る。今日は大腸検査ゆえオシリを見せるので女性の先生はイヤだなぁ…なんて思ってたら、案の定!?若い女性の先生だった(しかも結構な美人)あ〜あ。トンだハズカシメを受けたのは言うまでも無い(鎮静剤をしてもらったので、ボンヤリとしか覚えてないケド)

 終了後は鎮静剤の関係でボンヤりと酔っ払った様な状態が1時間ほど続くので、30分程病院で休んでからノンビリ帰る事にした。しかし昨日の粗食に加え、朝から何も食っていないので超絶腹が減っているのでまずは食事。なんか検査の為に細胞をとったらしく、マトモな物をガッツリとは食えないらしい。…とは言え、とにかく何か腹に入れなきゃイケナイ。病院の中で食べる気はしなかったので、近所のビルの昼からやってる居酒屋に入り優しい煮魚なんか食べる。最近よく有明に通っているので、この辺のみピンポイントで詳しくなってきた(多分将来は全然役立たないだろうけど)

 帰りは東京臨海高速鉄道りんかい線で帰る。まるで私鉄みたいな名前だがJRである。(8/8修正:JRじゃないそうです。立派な私鉄だそうな…申し訳ない。ご指摘頂いた方ありがとうございました)

 振り返ると抜ける様な青空だった。ゆりかもめ有明駅は目の前。そしてその奥がワタクシがお世話になってる病院である。

 帰りに自宅の最寄り駅からバスに乗ったら運転手が若いイケメン風の兄ちゃんだった。まだ 20代じゃないかなぁ? 運転手も高齢化が進んでる…という話を聞いたことがあったが、ちゃんと若い人も居るらしいので安心した。
 暫くしてフト気付いたのだが、バスの運転席の右前に置いてある運行予定表の部分に、女性の『髪止め』が付箋として使われていた。きっと彼女か奥さんのかな? 他にも運転席を見回してみるとペットボトルのタオルが女性物だったりして、微笑ましくなった。愛だねぇ。。。いやぁ若いって素晴らしい。

 さて! 明日は予定されている検査の最終日。EUSである。また朝から何も食えないのだなぁ…。仕方ない頑張ろう!