中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

イベント2日目も無事終了

 月曜日、中国は国慶節の連休なので祝日である。天気は生憎の雨。本日はイベント2日目最終日。なんとか事故なく無事に終了する事ができて良かった。
 お客様の入りも良い感じ。

 最初のステージからサイリウムを振って盛り上がる。

 歌ありトークありで恙無く進み、アイドル系のダンスやコスプレ等が続く。

 今回、ウチのイベントとしては新しい試みとして、ワタクシの提案でライブカムを導入。費用対効果では割高だし難しい部分も多々有ったのだが、やって良かった。ステージ全体に絵的な『勢い』が出るし(特に少人数ゲストの場合)また、遠くを歩いているお客様に対するアピール度も高いので集客効果も大きかった。

 そして最後はコスプレショー。今や世界の文化である。凄い人気だった。



 最後にこの2日間とても良くしてくれた PA担当のファンファーレ(坊发乐)M松副社長。今回は LS9を駆る。

 ほぼノーミスで全般的に素晴らしい音だった。彼がPAだと安心してステージの進行だけを考えられるからホント助かる。中国の現場で全幅の信頼がおけるPAエンジニアはとても少ないのだ。
 もちろん技術面だけ見ればもっと素晴らしい人は世の中に沢山いらっしゃると思うが、中国の現場はカナリ特殊で、場当たり的な指示が多く突発的な変更が多々発生するので、普通じゃ考えられないほど柔軟に『臨機応変』な対応が必要とされるのだ。中国の現場は基本的に舞監が居ないから、本番中に訳のわからない多くの人(さっきまで現場に居なかったエラい人など)から横槍的な指示がしょっちゅう入る。中国語が堪能で、現場での一瞬の中国語による指示で数秒後の変更に即対応ができ、且つ日本的な気遣いや技術的な側面からのフォローをしながらPAできるハコ付きじゃない日本人は、ひょっとしたら世界中でも彼くらいしか居ないんじゃないかな? ホント感謝して止まない。(いつもありがとう> M松さん!)

 さて、昨日・今日とご来場いただけました皆様、そしてゲストの皆様、スタッフの皆様。本当にありがとうございました!生憎の天気でしたが無事にイベントを終える事ができました。偏に皆様のご協力の賜物でございます。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!
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