中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

イマドキの小型ラジコン

 日曜日、上海は曇り。気温は7度くらい。今日はようやくオフらしいオフである。今日は息子の為にお土産に買ってきたラジコンで遊んだ。いやぁ…イマドキのラジコンは凄い!

 コレ『ドリフトパッケージナノ』という手のひらサイズのラジコン。ミニカーをちょっと大きくしたくらいの大きさなのだ。タカラトミーが販売しているが中身はあの『yokomo』との共同開発らしい。ヨコモなんて知らないヒトが多いかもしれないが、ラジコン業界では京商と並ぶ大手である。(ワタクシは中学〜高校の頃に一時期ラジコンにハマっていたのだ)
 プロポもホイールタイプで、一般的な 2レバー式とは異なり本格的な感じ。

 これがねぇ…面白いんだわ。手のひらサイズなので家の中で十分にレースができる。しかもこんなに小さいのに四輪駆動で無段変速(つまりスロットルの強さで微妙な速度調節が出来る)し、重量配分やパワー配分もとても上手く設計されていて、面白いくらいに簡単にドリフトするのだ。とにかくモーターのトルクが強いので、滑る床の上では真っ直ぐ走らせるのが難しいほどだ。
 しかしステアリングは細かい蛇角調整は出来ない(スイッチ的に左、右とセンターのみ)でも、そもそもがドリフトして遊ぶ(曲がる)事が前提のオモチャなので、スロットルコントロールさえ身につければ頭は直ぐにオーバーステア気味に内側を向くから思いのまま曲がれる様になる。
 ちゃんと走らせるにはそこそこの練習が必要だが、ある程度『車の挙動』を知ってるヒトならば直ぐに慣れると思う。いやぁ…これホント良く出来ているよマジで!
 4輪駆動ゆえ、ステアリングを切って減速すると当たり前だがモーターの回転抵抗があるため、フロントにブレーキがかかった様な状態になるため、ある程度速度が出ていると簡単にケツが流れ始める。そこでスロットルを若干開いて滑らせながら回頭半径を調整しつつコーナーを抜けていくのは爽快感があって楽しい。息子そっちのけで楽しんでしまった。
 モチロン息子用と自分用に 2台買ったのは言うまでも無い。こういうオモチャにありがちな周波数固定タイプでは無く、これはプロポと本体のスイッチを入れると数秒後に自動的にマッチングする仕様なので、1台をマッチングした後に 2台目のスイッチを入れるだけで、ちゃんと別のチャンネルを選択してくれる。故にレースできるわけだ。こんなに小さなオモチャなのに芸が細かい!
 いやぁ…良い買い物をした。暫く二人で遊べそうだ。

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