中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

同業他社のイベント視察

 日曜日、上海は雨のち曇りのち雨。気温は30度くらいだが相変わらず蒸すわ蒸すわ…ホント不快である。1日に 3回もシャワーを浴びてしまった。
 さて、正午過ぎから今日は某声優さんのファンミーティング的なイベントの視察に行ってきた。いわゆる同業他社さんのイベントである。会場は茂名路x长乐路にある『兰心大戏院』という劇場。ココの交差点は、ほぼ毎日の様に歩いているので勿論劇場の存在は知っていたのだが、実は中に入るのは初めてだったりする。
 建物自体は古いのだが、結構綺麗なホールで、座席数は 2階席まで有り 500は超えていると思われる。700くらいかな? 今回は招待枠だったので 2階席だったのだが、上から下を見下ろすとこんな感じである。声優イベントにはとても良いサイズ感だ。

 2階席はこんな感じ。2階も結構な座席数がある。

 そして定刻の午後 1時にイベント開始。内容はまぁ一般的な声優イベントのそれなのだが、要所要所に工夫が見られて勉強になった。最近は同業他社(競合他社?)が結構増えてきたので、それぞれ特色を出す様になってきたので『競争の原理』的には良い傾向である。
 しかし、このホールの音響はイマイチだった。そもそも備え付けの壁に埋め込まれているスピーカーの音がカナリ悪く(まぁ古いから仕方ないのかもしれないが)中音域に妙なピークが有って非常に聞き辛い『痛い』音だったのが残念だ。PAさんはきっと会場の人なのだろう、ハウリングは起こさなかったものの、各声優さんのマイクの音量差すら調整しないし、最初から最後まで MC兼通訳さん(実はこの彼女は知り合いなのだが)のマイクが一番小さい…というのも頂けない。色々とチョット残念な感じだったのだが、特にお客様は何も言っておらずフツーに満足した様子だったので、まぁ音響の良し悪しまで語る人はまだ少ないのかもしれない。
 イベント終了後のエントランスホールはこんな感じ。なんだかマリーアントワネットの時代の舞踏会?といった雰囲気である。(良く知らんがイメージ的にねw)

 上海のこういった古い建築物は独特の雰囲気があって好きだなぁ。
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