中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

怒涛のレッスン週間が終了

 火曜日、上海は晴れのち雨のち曇りのち小雨。気温は昨日と同様に 36度。相変わらず湿度が高くてウンザリする。最近、朝一でシャワーを浴びる事が完全に日課になってしまった。夜にちゃんとお風呂に入っていても朝起きたらジメっと汗をかいているのだ。部屋の湿度計は常に 80%近い数字を示している。ホントこの季節は困ったモノだ。
 さて、先週末から今週頭にかけて YAMAHAでのオシゴトが続いている。土曜日にイツモの PMS(PMC)ドラムレッスン講師、そして昨日月曜日が某 PJの個人レッスン講師、そして今日が最終日、講師研修の講師である。

 何が大変?って、実はこの講師研修が一番タイヘンなのだ。何せ中国語各地の YAMAHAで教えている現役の先生に教えるのだからミスは許されない。なんでこんな羽目になってしまったかと言うと、前回先々月?だったかな?一度 3名の講師を教えたのだが、幸か不幸か!?どうやら評判が良かったらしく、今回新たに別の先生 4名を教える事になってしまったワケだ。モチロン全部中国語で…である。しかも今回はビデオまで回っているではないか…。こりゃイラン事を言えないから普段にも増して気をつけなきゃイケナイ。いやぁ…ヘンな汗をたくさんかいた 2時間半だった。無駄に緊張してしまったが故に Drum Duetのコーナーで派手に間違えてしまった(汗)まぁ受講している本人達は自分の譜面で一杯いっぱいだから先生の譜面までチェックしていないから大丈夫ないのだが、ビデオが回っていたのが悔やまれる。「あいつエラソーな事言いながら自分のパートは間違えまくってるじゃん!」と影で言われるかと思うと恥ずかしくてシニソーになる(笑)ま、気取っても仕方ないわな。読譜力は相変わらず低いのですよワタクシは…と開き直る事ににする。


 さて、そりゃそうと、YAMAHAの DTXのシンバルユニットは打面に指向性が有り、丁度 YAMAHAロゴが有る方向のみにセンサーが有るので、例えば叩いている最中にシンバルユニットが回転してしまって後ろ向きになると、叩いても反応しない(音が鳴らない)時が有るのだ。コレを防ぐために回転防止用の黒い『つっかえ棒』が有るのだが、コレがチューニングキーを使うネジで止める仕様な為、叩いているうちに緩んでネジだけ落ちてしまう事が非常に多い(つまり直ぐにユルユルになって回転してしまう)

 この『シンバルの方向』に関しては、ちゃんとマニュアルを読んだ事がある人じゃないと知らない事が多く、それ故「何でこんな邪魔なモン付いているんだろう?」と思いがちなのだが(実はワタクシもそうだった)コレは DTXのセットにとってとても重要なので気をつけなければイケナイ。

 楽器をちゃんと鳴らすにはその楽器の事を知らなきゃダメですな、どんな楽器でも。。。
 さて、レッスン終了後に会社に出社してからは、フツーに『文化的翻訳』作業に翻弄される。日本語って難しいねぇ…。
 暫く仕事をしていたら、同僚がまたお菓子をくれた。

 コレ『肚子里有料』というお菓子。スポンジケーキの中に卵の黄身?的なカスタードクリームが入っていてとても美味しかった。


 仕事を終えてからはジムでお風呂だけ入って、イツモの店でビールを一杯。うそ、二杯頂く(苦笑) 何だかココ数日全然休んだ気がしなくて身体は疲れているのだが、気分的には妙な充実感があってハイなので不思議な感覚だ。面白い。
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