中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

地下鉄の変な広告と頑張る女子高生

 土曜日、上海は快晴、気温は 39度。今日も体温超えのクソ暑い一日だった。本当は今日は某ベンツアリーナで行われている BMLのお手伝いをしなければならないのだが、ワタクシは老人という事に加え技術部門ゆえ、アテンド部分はウチの若くてピチピチした優秀な女の子達(その方が喜ばれるし)に任せたので、ワタクシはフツーにお休みである。いやはや優秀な部下を持って幸せだ(笑)
 …とは言え土曜日なので例によって YAMAHAでの講師のお仕事が有ったりするんだなぁ…。本当は今日は BMLに参加する予定でスケジュールを空けていたのだが、急遽来週末に重めの『割り込み仕事』が入ってしまい、コレはサスガにワタクシが担当しなければ難しい案件ゆえ、ドラムセミナーは来週を休講にして今週はフツーにレッスンをする様、変更を余儀なくされたのだ。
 そんな訳で朝一から静安寺の YAMAHAに向かう。荷物が多かったし暑さに萎えてしまったのでタクシーで向かう事にした。案の定 30分前には到着。あまりに暑いのでエアコンが中々効かない。そして午前 11時からレッスン開始。
 1時間のグループレッスンは正直、時間との戦いである。今日はまだ受講者が6名だったから良かったものの、登録しているのは既に 10名を超えている。全員参加した場合エレドラやリアルドラムの前に座れる時間が非常に少なくなってしまうのだ。コレを良い具合に調整するのも講師の仕事。短い時間で頭をフル回転して時計とニラメッコして時間配分を考え、不公平感が出ない様に乗り切る。我ながら凄い集中力。
 しかし、毎回終わった後の脱力感がハンパない。こりゃダイエットに良いかもしれない。
 そしてレッスン終了後は同じく YAMAHAのゴスペルクラスの講師である Yuko先生と、ワタクシのクラスの生徒さんである Chihiroさんと3人で近所の焼肉屋さんでランチ。身体が肉を欲しがっているので肉・肉・肉である(笑)
 食後はワタクシは次の音楽教室でのレッスンがあるので早めに皆と別れ駅まで足早に歩く。せっかくエアコンの効いた部屋で汗が引いたかと思ったら、また汗だくである。もぅホント嫌になってしまう。
 静安寺から温故知新のある伊犁路に地下鉄で行く場合、2回乗り換えなければならない。まずは2号線で江苏路まで行き、そこで 11号線に乗り換え交通大学駅まで行き、そこで10号線に乗り換える。
 そうそう!地下鉄と言えば、先日7号線の中で不思議な広告を見つけた。床一面にジュースの広告が貼ってあるのだ。

 ジュースって飲み物だよね? それを踏んでしまう床に貼るってどういう事だろ? いやはやサスガ中国。
 そして温故知新の音楽教室に到着してからは、まずは女子高生の個人レッスン。彼女はワタクシの担当している中国人の生徒の中では群を抜いてデキる子で、驚くほど吸収するし成長が早いので驚いている。


 色々と聞くところによると、この子はピアノがメインで中国国内の様々なコンテストに出る程の腕前らしい。どうりで音楽的なセンスが良い訳だ。こういう子が未来に華咲く可能性も大いにある訳で、そう考えると何だか楽しみだ。
 いやぁ高校時代懐かしいなぁ…。あの頃は楽しかった。今となっては、すっかり汚れ切ってしまったオッサンのワタクシから見ると、まだ真っ白なカンヴァスは何だか眩しくて目がシバシバするよ。
 やりたい事を思う存分やると良い!世界は君のためにある。今はそう思って良い時期だからね!がんばれ!
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