中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

在上海日本国総領事公邸での晩餐会

 月曜日、上海は晴れ。気温は20度とまた非常に暖かい一日だった。今朝は昨夜の疲れからか朝どうしても起きることができ無かったので、息子を学校に送るのを阿姨に頼んで少々朝寝を決め込んだ。
 そして昼前に出社して例によって日本の某ゲームのデバッグと譜面作りである。ワタクシは普段から Macしかつかっていないのだが、ゲーム制作ツールは殆どが Windowsなので(iOSアプリを除く)、久々に Windowsマシンに色々とインストールしているのだが、こちらのマシンは殆どが中国語版の Windowsゆえツールがなかなかインストールできなくて些か閉口した。
 そして午後5時半過ぎに会社を出て、淮海路の上海図書館となりにある日本国総領事公邸に向かう。実は今般、なんと総領事から晩餐会のご招待を頂いたのだ。しかも招かれたのは我々のみ、たった3名である。いやぁ…緊張緊張。
 入り口のクロークでコートを預け記帳する。二胡奏者の潘丽は、覚えたてのカタカナでしっかり書く。そしてタカさんとワタクシ。筆なんて久しく持ってないし、最近は『縦書き』なんて殆どしないから我々日本人なのに超字が汚くて笑える。こういった高級な場所には不釣り合いな!?ワタクシ達である(笑)

 そして入り口近くの綺麗なお部屋に案内され、ウェルカムドリンクを頂きつつお食事の準備ができるまで色々とおしゃべり。ピアノがあり「ちょっと弾いてみてください」なんて言われちゃったので軽く弾いてみる。YAMAHAのコンパクトグランド(ショートタイプ)だった。天井が高い部屋ではとても良い響きがした。

 その後、お食事の準備ができたとの事で奥のお部屋へと移動。凄い!片山総領事ご夫妻と大西領事と我々の6名だけの晩餐会である。なんて贅沢なんだろう。

 しっかりワタクシの名前もあった。ちょっと感動。

 そして日中の文化交流について色々とおしゃべりしつつ美味しいお料理を頂く。


 実は今般お招きに預かったのは、今年の 9月26日に我々が関わって実行した、ここ総領事公邸にて行った二胡とエレクトーンのミニコンサートが非常に評判が良かったらしく、総領事ご自身もかなり気に入って下さったとの事で、来年に向けて何かまた総領事公邸内外問わず、色々な日中の文化的な交流会的なものができないだろうか…という夢のある話だったりするのだ。わざわざ我々の様な名もなき企業(というか、得意分野が異なる個人が集まった単なるチームなんだけど)を呼んでいただいて恐縮の極みである。
 ただ我々の目的は同じ方向を向いていて『ハートが有るものを、シッカリ手を抜かず』お客様に届ける、という部分に多少なりとも共感頂けたのかと思うととても嬉しい。
 最後に玄関で参加者全員で記念撮影。とても良い経験になった。

 今後も、イキって『日本を背負って…』などとは考えず、我々らしく今まで通りマイペースで一つ一つの現場をシッカリやって行こうと思う。最終的にそれが一番良い形での文化交流になっていくと思うので。
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