中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

寒いんです

 木曜日、上海は雪のち曇りのち晴れ。気温は-3度〜8度。くっそ寒い1日だった。今帰宅したが現在(深夜0時)も外は 2度しかない。mobikeは寒くて死ぬる。

 お仕事は例の某ゲーム譜面作成がメイン。オンラインゲームは終わりが見えないから難儀である。同じ仕様の中で如何に楽しく作るかを考えながら試行錯誤。最もシェアの高い他社ゲームを遊びつつ研究しながら作成。この業界『正解』が無いから楽しい。
 仕事を終えてからは例によってガーデンホテル(ホテルオークラ上海)のジムに寄ってひと泳ぎして、その後大浴場にゆったり浸かる。実は明日からジムの大掛かりな改装が行われる為、今日が改装前の最終日なのだ。なので万感の思いを込めてしっかりミッチリ息が上がるまで泳いできた。
 そしてその後は喉が渇いたのでイツモの YESTERDAY PUBに寄ってビールを一杯。すると、何度かこの店で会って知り合ったスコットランド人が居たので、超久々に英語でお喋り。

 いやぁ…やはり英語もタマには使わないとダメだね。脳内スイッチが『母国語』と『それ以外』の二つしか無いらしく、脳は英語を喋るつもりなのに自然に中国語が出てきてしまうダメダメなワタクシ。いやはや。。。。修行が足りませんな。
 彼とは比較的年齢が近いのでいつも色々な話をするのだが、彼は中国語がダメで綺麗なブリティッシュイングリッシュのみを喋るので、結構気合が入るし中々勉強になる。
 欧米人と英語で会話していて良く感じるのは、日本人の悪い癖として、分からない単語が出てきた際に脳内で文脈から会話内容を想像して組み立てる際に発生する『僅かなタイムラグ』の際に、つい曖昧な表情と態度をしてしまう…という事だな。これがダメなんだよなぁ。分からない時は(想像して脳内で組み立てている間でも)曖昧な表情をするのではなく、明らかに『分からない』という態度をとりつつ考えた方が絶対良い。日本人的には『相手に失礼な態度をとってはいけない』とか『会話の腰を折ってはいけない』とか、常にいらん事を考えて、先回りの先回りをしがちだが、外国での外国語によるコミュニケーションに於いて、これはカナリ障害になる事をいつも思い知る。
 ま、でも気軽にこうして異文化コミュニケーションができるのもこの店の良い所だったりする。
 さて、話は違うが、明日は Jazzのライブ、久々にドラムでの出演である。新しい店での初ライブなのでチョット楽しみ。bistro fiore古羊路新店の地下なので、お食事もできます。上海在住でおヒマな方は是非!

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