中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

やっと取れた就業証

 月曜日、上海は晴れ、気温は 2度。まだまだ寒い一日。
 朝、食パンに蜂蜜でもかけて食べようかと思ったら、蜂蜜が固まっていた。別に冷蔵庫に入れているワケでは無いのだが、この季節になると室内の気温も10度前後まで下がるので蜂蜜自体が白く結晶化して固まってしまい、チューブ状の容器から一切出なくなるのだ。故にタマにこうして鍋に容器ごと入れて湯煎する。

 考えてみたら、この容器は古羊路に住んでる頃から使ってるので、もう 5〜6年も使っている。モチロン中身は何度も入れ替えているが、耐熱性が有るので結局コレに移し替えて冬場に数回こうして湯煎しているのだ。ゆえにラベル等はボロボロ(笑)でも真っ白に結晶化して固まっていた個体が 5分くらいすると徐々に溶けて来て金色の蜂蜜に戻っていく様は何気に楽しい。最後はサラサラな液体になるのだ。そして一度こうして液化すると、気温が 10度前後の室内に戻しても不思議と 1ヶ月くらいは結晶化しなくなるのだ。実に面白い。
 朝食後はフツーに出社。出社後は本日リリースの PV映像素材が届いていたので慌てて字幕を入れ込む作業をヒタスラ集中して行う。そうこうしているウチに周りが騒がしくなってきたので何かと思ったら、どうやらトラブル発生の模様。日本側と中国側の足並みを揃えたい所なのだが、それぞれに言い分が有ってどうにも調整が付かなくなったらしい。時差の関係もあり、準備や対応にかかる時間を鑑みると、それぞれの『思惑』が噛み合わない。うーむ…我々は仲介的な立場なので板挟み…実に難しい。
 さて、関係ないが、本日ウチの総務よりようやく新しい『就业证』を受け取る事ができた。10〜15営業日が必要って書いてあったのだが、結局 16営業日かかった。昔はパスポートサイズの本だったが、今後は小さなプラスティック製のカードになるらしい。

 2017年4月に施行された『外国人ランク付け制度』のお陰で、色々と手続きが面倒になり、就業証の更新だけでカナリ時間がかかった。去年の12月末から始めたので、就業証の更新だけで 1ヶ月半もかかってしまった(今までは一週間で完了していた作業)。ビクビクしながらランクを確認したら『B』だった。いやぁ…良かった。これで何とか直近の強制退去は免れた。

 ランクA=ハイレベル人材(居住を推奨する人材/85点以上)、ランクB=専門人材(居住を制限する人材/60点以上)、ランクC=排除人材(居住を排除する人材/60点未満)という事なのだが、とは言えBランクでもCランクでも一応就業証は発行してくれるらしいので、何かコトが起こらない限りはフツーに働けるのだろうが、急に政策が変わったりした場合は、一気にビザ発行を取り下げられる可能性だって有るワケだ。怖い怖い。
 何はともあれ無事にゲットできたので、コレを持って次にビザの更新に入るのだが、生憎来週 2.15から『春節』(旧正月)の大型連休が有るため、それまでに完了できない可能性も有る。ビザの更新時はパスポートを預けなければならない。ワタクシは春節時に新幹線で移動するのでパスポートは必携ゆえ、総務と相談の結果ビザ更新は春節明けから再開する事にした。
 結局パスポートの更新は間に合わなかったので、全てのビザ更新が終了した後に改めてパスポートを更新し、その後また就業証の更新をしてからビザ更新。。。とまぁ 1年に 2回更新を行わなきゃイケナイが、失効するよりずっと良いものね。めでたしめでたし。
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