中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

琵琶奏者が開く中国茶サロン

 木曜日、上海は晴れ、気温は 13度で比較的暖かい一日だった。
 朝はフツーに出社してデスクワーク。そして午後 3時くらいから外出して闵行区にある某所に向かった。地下鉄 10号線の上海動物園駅で降りて、そこから mobikeで 5分ほど走る。
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 そして少々入り組んだ場所に有る某『茶室』に到着。実はココは、いつも我々のイベントに出演して頂いている琵琶奏者の『章益』さんが最近開いた中国茶サロンである。takaさんとワタクシの二人をわざわざ招待してくれたのだ。素晴らしいロケーションに素敵な内装。いやぁ…癒やされる。
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 この部屋は、一般のお客様がお茶を楽しむ、いわゆる『茶室』として使えるほか、古筝という中国の箏を教える教室でもあるらしい。ちょっと弾いてくれたのだが、彼は琵琶のみならず古筝も非常に上手だった。いやぁ…才能って素晴らしい。窓の外は川ですよ。
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 今まで彼は琵琶の演奏家としての一面しか知らなかったが、中国茶もかなり好きらしく、色々と手間をかけて何種類かのお茶を入れてくれた。
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 実に中国的な贅沢でゆったりした時間が流れる。
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 こうしていると、ワタクシは普段なにかと時間に追われて齷齪しがちで『精神的に余裕が無いなぁ』…という事に改めて気付かされた。人生にはこういうユッタリした時間が必要だね。先人達の教えを守るべし。中国 4000年の歴史は偉大だ。

 すっかり長居してしまったが、陽も落ちてきたのでお暇する事に。 帰りは延安路まで出て『71路』という 2両編成のバスに乗って帰ってきた。
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 バスの中で偶然ばったり某知人と出会ったりして!? 驚いた。いやぁ…上海は狭いね。

 茂名南路で下車し、そのままガーデンホテルまで歩いて 3Fのジムに寄る。そしてプールで 30分程みっちり泳いだ後、大浴場に浸かってサッパリしてから帰宅して今に至る。
 明日もまた年会が有るので、今日は休肝日にして早く寝る予定? (たぶん…意思が強ければw)
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