中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

レッスンとライブ視察

 日曜日、上海は快晴、気温は 8度で、また少し戻ったかな? 昨日の寒さは一体何だったんだろう?
 さて、昨夜飲み過ぎたので、またもや見事な二日酔いである。朝から調子悪いったらありゃしない。まーったくもぅ… 2019年も相変わらず懲りないワタクシである。ワインはやっぱり翌日に残るから気を付けなきゃ。
 午前中から老体に鞭打って LL Barに向かった。地下鉄 10号線の伊犁南路を降りたら朝日が眩しかった。
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 風が冷たいのだが、頭を冷やすには丁度良い。そして午前 11時から LL BARにてドラムの個人レッスンである。本日は 2コマ 2名。
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 レッスン修了後は、2Fの bistro fioreでサクっと昼食を頂いてから、一旦陕西南路まで戻ってガーデンホテルのジムの大浴場でひとっ風呂浴び、その後は 13号線に乗って出社。今日は、ウチの会社の真下にある大ホールにて行われる、日本からやってきた某『週末ヒロイン』達のライブを視察するためである。

 早めに会社に到着したので暫くデスクワークしていたら、窓の外が騒がしくなってきた。窓を開けて下を覗くと既に『モノノフ』達が沢山集まっているじゃないか(驚)すげー。
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 とりあえずエレベーターで 1Fまで降りていって、関係者受付で受付を済ませて中に入ってみたら、予想通りカナリ埋まっている。良い感じだ。
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 そして約 5分押しで本番スタート。勿論本番中は撮影禁止なので一切撮っていないが、中々のパフォーマンスで楽しめた。西武ドームとか日産スタジアムとかで演っちゃうアーティストが、こんなに近くで見られる機会なんて日本じゃ殆ど無いものね。色々と勉強になった。

 視察なので(仕事なので)備忘録として気付いた点を忘れないウチに書いておこうかな。①アニメ映像を BGVにして歌う曲の LED映像素材は、どうやら敢えて 24fpsのまま再生していたっぽく、画面は一切カクつかなかった。②ハンドヘルドマイクはゼンハイっぽかった(2Fの関係者席から遠目に見た感じ SKM2000っぽい?気がした)マイク本体にバミり等は一切無く、ボディに填めてあるカラーリングでメンバー固有のカラーで分けていたので判りやすいし見た目も美しかったのでコレは良いと思った。③イヤモニの受信機は衣装の中に隠すのでは無く、衣装のデザインの一部として右肩の後ろ辺りに衣装と同色の受信機専用のポケットが付いていた。これならばハードなダンスパフォーマンスの際にも気にしなくて良いから良いと思った。④インフィルはリアルタイムにオフっていたのかもしれない。メンバーがインフィルまで走って行ってインフィルの真正面でスピーカーに背中を向けて歌っても一切ハウらなかった(見ててコッチがヒヤヒヤしたぜぃ)⑤照明さんも『乗り込み』だったのかなぁ?楽曲にちゃんとシンクロした照明で素晴らしかった。面当ての光量も十分確保されていて何処に立っても顔に陰ができないのはサスガである(あのホールはフォロースポットが無いので、特に後ろのLEDを使う場合は面当ての光量を確保するのが難しいのだ)
 …とまぁ良かった点はこんな感じかな? 悪かった点はパフォーマンス部分では特に無く、強いて言えば『運営』周りかな。これは敢えて書くのもイヤらしいから『人の振り見て我が振り直せ』じゃないが、自分らのイベントで同じ様な事をしない様に注意しようと思う。
 他社さんが主催するライブは良い点も悪い点も『見える』ので、ホントとても勉強になる。我々も頑張ろうっと!
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