中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

全然苦にならない

 土曜日、上海は曇りのち霧雨。気温は 8度。昨日からグッと気温が下がってまた真冬に逆戻りである。

 午前 10時 45分。松江区の寮にて起床。いやぁ…よく寝たわ。あはは。週末なのに寮に居るのがとても不思議な気分。この部屋はベッドルーム(ワンルーム)が無駄に広いので、実に快適で笑ってしまう。Macもお酒も有るから一人で幾らでも時間が潰せる。

 なんだろう?このジワジワ湧き出てくる『心の底から自由』な感覚(嬉) ボーッとしながらフト思い出したのは、某 K社時代に突然 神戸に赴任になった時の感覚に近いかな。
 当時は震災後の傷跡がまだ深く残っていた長田区新長田に住んだのだが、その時のマンションが同じ様に無駄に広かった記憶が急に蘇ってきた。懐かしいなぁ。確か 96年頃の事だ。

 当時は横浜からイキナリ神戸に来て、右も左も分からない状態。地の利も無いし外に出ても震災後で更地ばかりで新長田はホントに何もなかったので、自宅の PCだけがオトモダチ?状態だった(笑)
 一人暮らし自体は以前川崎でしていた事が有るので特に『生活面』での苦労はなかったが、何つけ関東と関西で『勝手が違う』ので、なかなか慣れなかった事に加え、何より住環境が快適そのものだったので、ついつい家に引き籠りがちだったのだ。一人で何時間でも時間が潰せる耐性はこの時に習得したものかもしれないw

 当時は企業でのネットワークが今の様に TCP/IPでは無く、IPX/SPXを使用した NetWare2.1というのがまだまだ多かったので、自宅に自作のデスクトップマシンを 2台組んで、休みの日は色々と実験をしながら IPX/SPXネットワークの勉強をしていたっけなぁ…大好きな音楽を大音量でかけながら…ね。 ホント懐かしいわ。

 ぼんやりとコーヒーを飲みながらそんな事を考えていたら、あっという間にお昼である。

 土日は社食が早く終わってしまう…という噂だったので、早めに社食に行って、16元程でお腹いっぱい食べた後は、一旦帰宅して、ベッドカバーやシーツを全部外してランドリーに突っ込む。そしてザザザっと部屋全体に掃除機をかけていたら、突然車内 SNSで『寮に住んでる各位は、今から直ぐに PCR検査を受けに来てください』という内容のメッセージが飛んできて少し凹む。

 あー面倒くさいなぁ…コレ、今後毎週やるのかしらん?

 ま、感染防止のためには仕方ない。外は寒かったのでコートを着込んで行きましたよ! ま、会社が手配してくれるので有難い…って言えば有難いが、外国人は例によって健康云の QRコードが表示できないので面倒である。フツーに 15分くらい並んだ後、ようやく自分の番になったので色々説明したら、結局『手間がかかるから』との事で、その場で直ぐには対応してくれず、結局一番最後に回されてしまった。

 一旦帰宅して待っていたら 40分後くらいに連絡があったのでもう一度会場まで行ったら。紙にペンで諸々書き込んでパスポートの写真を撮られて、ようやく検査完了。確かに大勢が並んでいる中で、他の皆は QRコードをピッとスキャンするだけで済む所を、一々こんだけ紙に書かされて5分くらいかかってしまうと、後ろで並んでる人には大迷惑だわな。
 でもまぁ何はともあれ無事に、会社の敷地内で検査を受けられてホント良かったよ。外の検査会場に行くのは億劫だしやはりリスクあるからね。

 検査後は寮の暖かくて快適な部屋に戻り、ビール片手に溜めに溜まった日本のTV番組の録画を片っ端から観て過ごす。いやぁ…楽しい〜!

 そんなこんなであっという間に夕食の時間になってしまったので(ホントは全然腹は減ってなかったが、夜中に腹が減ると困るので)またまた社食に行って軽く素麺なんぞ。
f:id:hayap24bit:20220320170313j:plain
 これで 6元(110円くらい)である。ホント安い! そう言えば神戸時代も土日の夕食は近所のラーメン屋に通っていたなぁ(苦笑)25年以上経っても場所が違うだけでやってる事は全く変わらんわw

 帰りに社食棟を出たら、外は誰も歩いてなくて、とても気分が良くなった。ワタクシ、もしココで二週間隔離されても全然苦にならないかもw
f:id:hayap24bit:20220320171638j:plain
 帰宅後はワイン片手にアマゾンプライムビデオとオトモダチ状態。VIVA!自由。やばい楽しくて仕方ない。基本的にヲタクなんだよなヲレ。再認識しちゃったよw
 そんな土曜日の夜。飲み過ぎ注意!
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村