中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

広州でも近所で感染者

 水曜日、広州は曇り、お昼に雷を伴う豪雨、夕方以降また曇り。気温は 35度。
 気温がそう高くないのはとても助かるが、毎日午後一のほぼ決まった時間帯に空が暗くなって雷を伴う豪雨となる…という、熱帯性のスコールみたいな雨が続く気候である。まるで『言いにくいことを発表しなければならない午後一の会議』みたいに憂鬱な気分になる。

 朝 6時半にホテルで起床。うーむ…このホテル暮らしは一体いつまで続くのだろうか。良い加減、早く住む家を決めて落ち着きたいわ。

 ホテルの一階にあるレストランでモーニングを頂いた後は、フツーに準備して歩いて出社。暑くないとは言えそれでも 35度である。15分も歩けば汗だく。そして冷蔵庫の様なオフィスで急速冷凍をされるので気をつけないと風邪をひいてしまうから、会社には常に長袖の柄シャツを一枚置いてある。

 仕事上のトピックはこんなトコに書ける様な内容は特になし。

 お昼休みに例によって不味いインスタントコーヒーマシンまでコーヒーを淹れに行ったら丁度雨が降り出した所だった。

 カップを片手に暫く眺めていたのだが、1分もしないウチに窓を叩きつける様な土砂降りである。すげーな。

 この速さはきっと雲の速さなんだろうね。こっちで通り雨にあったら1秒でも早く雨宿りした方が良さそうだな。上海なら降り出してから5分くらいしてから本降りになるのだが、コッチは平均して短くて 1分くらい?の様な気がする(気のせいかもしれないが)
 ま、その分止むのも早いんだけどね。

 そうそう!午後にスンゴい情報に遭遇して青くなった。実は先週末に今後住む家を探しにマンションの下見に行ったのだが、最後の最後に見てワタクシが気に入ったあのマンションで日曜日に感染者が出たらしく、今朝の朝イチからあのマンションが重点地区に指定されて、あの巨大な小区全部が封鎖されてしまったらしい。

 ワタクシちょうど、記載されてる日の一日前の土曜日、つまり 13日の午後に、まさに『このマンション』を見に行っていたからチョットした大騒ぎである。

 ウチの担当部門からHR部門に情報が行って、HR部門が市の防疫管理委員会に連絡が行って、それから該当街道の管理まで確認が走り、約 30分後くらいに結論が出たのは、当該感染者は14日の飛行機で広州に入ったため、13日に同じ場所に行っていても全く問題ない…との事だった。ふーっ。あぶね〜!マジ焦ったぜぃ。

 で、そこで役に立ったのが iPhoneカメラのGPSと時間記録ね!コレが完全な証拠になったので助かった。

 訪れた日付と時間とGPS地図情報がシッカリ記録されていたのだ。

 そしてこの直後に PCR検査を受けてるのもちゃんと記録されているので、何もカモがスムースに進んだらしい。

 いやぁ…無駄に写真は撮っておくべきだねw ブロガーで良かったよw

 何はともあれ、あのマンションは結構気に入っていたので『縁がなかったなぁ…』なんて少しガッカリしていたのだが、なぁに、逆の意味でとても『縁があった』わけだ。契約しなくて良かったよ。あれで契約していたら、その後何度も足を運んだはずなので、今頃封鎖されていたものね。怖いこわい!

 広州も安全じゃない…っつー事で、今後もなるべく無駄にアチコチは歩き回らない様にしようっと。
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