中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

NieR:Automata クリア

 木曜日、広州は雨、気温は 10度。丸一日霧雨だった。広州はこういう雨が多い気がする。

 朝 7時に自然起床。目覚ましは 7時半にセットしてるのに全く意味なし。
 ほぼイツモ通りのルーチンで準備して、午前 9時に家を出て霧雨の中をシェアサイクルで約 20分強の通勤エクササイズにて出勤。

 オフィス到着後は消毒液の匂いで些か閉口。いやぁ…どんどん感染者が増え、今や 2/3が休んでいる。会社の中は 1/3しか居ないという、中々シビレる状況だ。何コレ?ドッジボール?みたいなw

 仕事上のトピックは特になし。開発も大詰めに向かいつつあり、なんか色々と皆ピリピリしてきて凄く居心地が悪い。
 ゲーム会社の人って、どうもこぅ好戦的なヒトが多い気がするのは気のせい?だろうか。

 でもフト思ったのだが、ゲームって大体において『悪いヒトをやっつける!』みたいなのが多い気がする。基本的にアクションゲームって殆どがそうじゃない? ひょっとして人間の欲望の根源って、誰かをやっつける事なのかしらん? なんかそう考えると悲しくなってくるわ。

 『力』でやっつけるのは個人的にはあまり好きじゃ無いんだよね。アクションゲームって大体殺しまくるじゃん? 人やゾンビやロボットや色々形は違えど、何らかの形で殺生するのが多くてどうも好かんわ。
 その点、シミュレーションゲーム系は誰も死なないから良いわな。うん、やはり誰も死なないゲームが良い。

 ま、何はともあれ business is business! お仕事オシゴト!

 あっという間にお昼になったので、近所の猫カフェでいつもの『咖喱牛腩饭』これ、週に3回くらい食べてる気がしないでもないw

 午後もフツーにオシゴト。色々とチーム内の同僚たちにも、先般ワタクシがマスタートラックに施した処理に対して誤解があったので、それを丁寧に一つずつ説明する。中国語で説明するのはホント大変だが、誤解を持ったまま進めるのはよろしく無いので時間をかけて納得してもらう。 大事なのは『納得』してもらう事。毎回している細かい指示に関しても「なんとなく言われたからやりました」という風になるとチームとしての成長が無いからね。

 てな事をやりつつも、フツーに自分の仕事もあるわけで、例によってあっという間に20時過ぎである。あ〜。一日が早すぎる。もう終わってしまった。やらなきゃイケナイ事が山盛りなのに遅々として進まないが、まぁ焦っても仕方ない。一人の人間にできるキャパなんてたかが知れてるのだ。

 サクッと帰宅準備してタクシーで帰宅。外は相変わらず雨が降っていた。今日は丸一日降ってたなぁ。これで新型肺炎も全部流れちゃえば良いのにね。

 帰宅後は今日はワインな気分だったので久々に新しい一本のコルクを抜き、やりかけのゲームの続きをプレイする。
 何だかイキナリ!? 緊張感が増して、急にラスボスっぽいのが出てきたな。。。と思ったらどうやらホントにラスボスだったらしい。全部で3回ほど死んだが、アイテムを結構保持していたのでなんとか繋いで頑張って倒したら、エンディング?っぽいカットシーンが挟まって、本当に終わってしまったw

 いやぁ…なんか最後はあっけなっかったな。
 何というか前半にお金かけすぎて後半かなり端折った感?を感じる(完全に職業病的な視点だがw)

 暫し目を皿の様にしてスタッフロールを眺める。

 数名の知り合いの名前を見つけて、みな頑張ってる事を知って少し嬉しい。

 エンドロールが終わって保存して終わろうと思ったら、何か一枚絵が出てきた。

 なんと!これB面が有るらしい。なるほどね〜。どうりで何となく短く感じた訳だ。

 たぶん自分自身がヲトナになっちゃったせいか、あまり感動しなくなっちゃったんだよね。どうもストーリーが薄く感じてしまってイカン。同じアクション系でも、昔ハマった ICOとかは凄くノメリ込んだし、クリアするまでに毎日プレイしても一ヶ月くらいかかった記憶があるのだよ。こんな風に1週間くらいで終わらなかった気がする。それに感動も大きかった。最近のゲームは絵が綺麗で「すごいね〜」って感じだけど、イマイチわたくしの様なスレたおっさんには響かないらしい。

 まいっか。色々勉強になった事は確かだしなw 自分が作るゲームはこんな風に思われない様に頑張ろう!

 その後は、まだ時間も早かったのでアマゾンプライムビデオで『SPY&FAMILY』の最新話を見て、ワインを飲み干してベッドに飛び込む。そんなヲタクな55さい。
 午前 1時就寝。
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