中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

偉人の訃報

 日曜日、広州は曇り、気温は 21度。やっと少し戻り始めた。

 朝 8時に自然起床。今週末は仕事しない事に決めたので思う存分ダラダラ過ごす。そのままベッドのなかでボンヤリと1時間くらい過ごし、ノソノソ起き出してトーストとコーヒーで遅めの朝食。

 午前中は久々にベースを弾いて過ごし、お昼になったので普段頼まない店から饿了么で出前を取ってみた。本日は台湾卤肉饭。
 何だかファスナー付きの大げさな保温袋で届いた。

 中を開けたらこんな感じ。触ってみたらまだ熱々だった。なるほどね~この袋良いじゃん!

 小さいほうの器をとりだしてみたらエラく軽いので「あれ?中身入れ忘れ?」と一瞬疑ったが、蓋を開けてみて納得。

 なるほど~。スープはインスタントだったのね。でもこの方が熱々で飲めるから良いわ。

 早速食してみたが、中々美味しかった。いやぁ…この店は『アリ』だな。リピート確定!

 午後は久々にエレドラを叩いてドラムのルーディメントを一通り通して練習。ま、近所迷惑が怖いので軽めに。。。ね。
 それでも結構いい汗かいた。やっぱりココ数か月サボってたから、カナリ下手になっててショック。やっぱり継続は力ですな。考えてみたら広州に来てからずーっとバンド演ってないじゃん?上海に居る頃は殆ど毎週必ずバンドのリハーサルが有ったので、嫌でも叩いていたが、今や土日も在宅勤務が当たり前なので、全く触れもしなかった。せっかくエレドラ有るんだから定期的に練習した方が良い。いくら頭で分かってても実際に身体はどんどん動かなくなっていくからね。

 ザッとシャワーを浴びて冷蔵庫を覗いたらアイスを見つけたので美味しく頂く。

 暫く何の気なしにボーっとネットを眺めていたら、某偉人の訃報が飛び込んできた。

 見た瞬間、後頭部を殴られた様な衝撃を受けた。ある意味「いつははこの日が来るだろう」と覚悟していたのだが、早すぎるよ。。。71歳だったそうな。
 しかもワタクシの誕生日に既に亡くなっていたらしい。なんとまぁ。。。確かにマスコミに突っつき回されるよりは、葬儀等を静かに終わらせた後に発表した方が良いよね。お葬式は家族や親族にとって本当に辛いし色々とやる事が多くてタイヘンだから。。。
 これから毎年ワタクシの誕生日(3.28)は多くのミュージシャンが涙を流すだろう。何よりワタクシ自身が一生忘れない。
 一生…と言えば、仮に 71歳が寿命だとすると、あとたった15年弱しか無いじゃないか。ほんと愕然とするわ。ダラダラ過ごしてる場合じゃないね。

 坂本龍一さん。私はあなたに出会えて本当に多くを学びました。シンセサイザーや音作りに興味を持ったきっかけを与えてくださって本当にありがとうございました。どうぞ向こう側でユキヒロさんや大村健司さん、鮎川誠さん、清志郎さんらと愉しく過ごして下さい。ご冥福をお祈りします。

“Ars longa, vita brevis.”
「芸術は長く、人生は短し」

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