中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

大晦日

 いよいよ大晦日である。しかし中国的には旧正月がお正月なので、12/31までフツーに仕事なのだ。故に全然大晦日という気がしない。

 しかも、本日の上海は -3度! チョー寒い!!

 そんな中、気合いを入れて出社。そしてフツーに仕事。午後3時半、総経理の粋なハカライで今日は早めの仕事納めとなり、4時頃には帰路に着く事ができた。日があるウチに帰れるなんて超シアワセである。

 帰宅後は大慌てで部屋の大掃除をした後、年越しライブ出演の為、楽器を持って『温故知新』に向かう。…とその前に、古羊路にある新疆料理店によって、牛肉拉面の香草抜きを食べる。コレが私流の年越し蕎麦なのだ。
 去年の日記(http://hayap24bit.exblog.jp/9548063/)を見たら、全く同じだったので、今年はちょっと卵を入れてみた。(あんまり変わらないか)

 そして、その足で温故知新に向かう。大晦日なのに結構お客さんが入っていた。サスガに日本人の居残り組は少ないらしく、我々以外は誰もいなかった。全部中国人のお客さんである。
 まずは K羽さん(Gt)、M田さん(Sax)と私(Ds)の3人で1stステージを始める。1stは歌モノ中心に演奏する。ベースが居ないのでどうなるか心配だったが、やはり K羽さんはスゴい。ギター1本で親指で4ビートのランニングベースを弾きながら上でコードを弾きつつ、且つ歌うのだ。サーカスみたいだ。素晴らしい!

 そして、午後10時頃、忘年会帰りのT内さん(Bs)がハコベを持ってやってきたので、2ndからはフツーのJazzセッションとなる。中々楽しかった。

 2nd終了後、K羽さんは次のお店に移動されたので、残った3人での足掛け2年のセッションである。Sax,Bass,Drumsという誰もコード楽器が無いセッションは生まれて初めてだったが、これはコレでスゴく緊張感があって面白かった。音の隙間でコード感を出す所はサスガである。

 そして午前0時、今年は日本語でカウントダウン。やっぱりステージの上で音を出しながら年を越せるのが嬉しい。

 昨年は色々とお世話になりました。今年も宜しくお願いします!!