中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

上海商城劇院にて声優さんイベント開催

 日曜日。今日は南京西路ポートマンリッツカールトンホテルの 4Fにある多目的ホール『上海商城劇院』にてホールイベント開催の当日である。
 まずは昨日の日記からの続きになるが、本当は昨夜 10時から搬入開始の予定が、前の韓国系のイベントが押しに押して、ひたすらホールの外で搬入待ち。
 そして深夜1時、ようやく搬入開始。もう待ちくたびれましたよ。眠いし。。。まずはトラス組みから

 強電は怖いので慎重に!

 深夜3時過ぎのホールは独特の静けさがある。

 ようやく組み上がったので諸々チェック。もう殆ど体力の限界&睡魔との戦い(苦笑)

 そして午前4時。ようやく照明のシュートまで終了したので帰宅する事に。 …とは言え8時過ぎにはまたホールに来なければいけないので、帰宅して2時間ほど仮眠してから着替えてまたホールに到着。ここからまた長い一日が始まる。

 昨夜気になっていた DSP周りを朝一で確認して、それから諸々チェックすべき内容を片っ端からチェックし、午前9時半過ぎより出演者の皆様を迎えてリハーサル開始。今回は舞台監督なので、リハ〜本番中は火事場の騒ぎで写真を撮る余裕がなかった。
 リハが終わってから本番までの1時間、最終打ち合わせをする関係者たち。連携プレイゆえ信頼関係が命綱。

 午後3時、すべての演目が終わった。今回招聘した声優さん達があまりに素晴らしく、特に大きなトラブルもなく寧ろ想像していたよりもずっと良いパフォーマンスだった。さすがである。素晴らしい。
 しかし、ホッとする間も無く、直ぐにバラしに入る。取り急ぎ自分の機材だけを纏め、あとは M松副社長に任せ、ワタクシはお客さまのアテンド。
 今回出演して下さった声優さんの一人がジャッキーチェンのファンだ…という事をお聞きしたので、『ジャッキーチェン博物館』という所に行く事に。ワタクシも10年以上上海に居るが、こんな博物館があったなんて全然知らなかった。

 中には実際に彼が出演した映画等で使用したと思われる大道具&小道具が数多く展示されていて、なかなかのボリュームだった。カンフーの手の動作なんかのオブジェまであったりして(笑)

 ワタクシは特にファンという訳では無かったが、そこそこ楽しめた。
 そして午後6時、南京東路まで戻ってきた所で、ワタクシは次の打ち合わせに向かう事に。実は昨日のフィルムイベントのクライアントさんとのミーティングの約束をしていたのだ。
 タクシーで先方が泊まっているホテルまで迎えに行き、その後レストランまで移動。先方はここ数日の中華続きで胃がもたれてる…との事だったので、日本料理に行く事に。
 結局午後10時くらいまで打ち合わせ兼食事会。
 途中睡魔で卒倒しそうになりつつも、結構熱く色々な事を語れて良かった。先方をホテルまでお送りした後、最後は一人でイツモの店に寄って一杯だけ頂いてから帰宅。
 いやぁ…長い2日間だった。泥のように眠りたい。
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