今まで実家に一時帰国した際は、PCなどの作業は自分が寝室として使っている部屋で行っていたのだが、去年の３月に父が死んでから、実家にも使っていない部屋ができたため、最近は空いている部屋に折りたたみのテーブルを出してそこにパソコン等を出しっ放しにしている。幼い頃、あーんなに狭い狭いと文句ばかり言っていた実家なのに。。。
そうそう、実家に予備用の安いパワードスピーカーが置いてあるのだが、最近これがナニゲに良い音している事に気付いた。前からこんなにマトモに鳴ってたっけ？ 付属のケーブルがあまりにダメダメで接触不良を起こしていたので、ケーブルだけ変えたのだが、それが原因なのか以前よりずっと良くなった気がする。まぁ設置した環境が変わったせいもあるだろうけど。
コレは FOSTEXの PM0.3というモデルなのだが、確か昔、納期の関係で日本出張時にどうしても作曲作業の続きをしなければイケナイ事態に陥った際に、丁度 NS-10Mをヒトに貸していた事もあり、仕方なく『繋ぎ』として買った記憶がある。(とりあえず仮ミックスまで上げなきゃイケナかったので、ヘッドフォンだけだと心配だったのだ)
コレを使う時は大体『危機的状況』で制作がメインなので、あまりリスニング用として聴き込んでいなかったが、改めてこうしてヒマな時に一般の音楽ソースをかけて聴いてみると、そこそこイケる。非常に小さくてウーファーなんて 8cm弱しか無いのだが結構豊かな低音が出るし、定位もちゃんとしてるじゃないか。安いのにヤるなぁ… FOSTEXを見直した。
ノート PCのサイドに置くのには丁度良いサイズだし、電源アダプタはユニバーサル電源（100V - 240V）なので、海外でもそのまま使えるからオススメかも。ただ、元々付属しているケーブルは粗悪品なので、必ずマトモなケーブルに変更した方が良い。特に左右のスピーカーを繋いでいるミニフォーンのケーブルは酷いシロモノだった。
