中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

携帯が壊れた

 木曜日、雨のち曇り。関東地方は肌寒い一日だった。
 そりゃそうと、最近、愛用の携帯 Xperia Z3 dual(D6633)で文書作成している際、ヤタラと打ち損じというか打ち間違えが増えて「おかしいなぁ」…とずっと悩んでいたのだが、ようやく原因が分かった。
 ワタクシは日本語入力ではテンキー画面で十字フリック入力、英語は普通のキーボード配列(QWERTY)を使っている。最近気付いたのは『き』と『に』の文字が全く入らない。つまり『か』の左フリックと『な』の左フリックが全く効かないのだ。『か』を左フリックすると一文字飛んで『かあ』になる。(つまり『か』と『あ』をダブルタップした様に入力される)
 またQWERTYローマ字入力にすると『T』が全く入力できない事に気付いた。なんじゃこりゃ?

 どうやらフロントパネルに内蔵されているデジタイザ(タッチパッドみたいなガラス前面のセンサー)に反応しない部分が出来てしまったらしい。
 無反応部分を確認するために、お絵かきソフトで画面を塗りつぶしてみたら、案の定、縦一列、反応しない部分が出来ているでは無いか!!!(驚)

 しかも幅が一定じゃなくて上に行くほど広がっているので、ちょっとイヤな予感がする。(もしコネクターが抜けていたり、フレキ基板が切れていたら、無反応部分はこんな風にファジーな広がりはしないからだ)
 思い返せば何度か机から落としている為、コネクター接触不良も有り得ない話では無いので、一応念のため分解して掃除しつつコネクタを差し直す事にした(どうせ海外製ゆえ保証も無いから思いきって分解してしまった)

 Xperiaは防水携帯の先駆け!?ゆえか、iPhoneと違ってネジが非常に少なく、基本的に全部防水加工された両面テープで組み立てられているので、蓋を開けるのに非常に苦労したが、何とか無事に空いた。

 前面のLCDとデジタイザの基盤を接続しているコネクタまで辿り着くのに結構苦労したが、ようやく見つけたので、外してエアブロワーで吹いて何度か抜き差ししてみた。(コネクタは写真の状態の後、金属のシールドを外した内側にある。ここに辿り着くまでネジはたったの2つしか無かった)
 そして再度、来た道を戻る様に組み立てて電源を入れてみたが、やはり状況は全く同じだった。押せない部分が有るのには変わり無い。
 あ〜あ、こりゃフロントパネルの液晶ごと交換しないとダメだな。。。
 考えてみると、この Xperiaは画面が大きい割にボディが薄いので、ポケットに入れているといつでも『ネジれ』の力が加わってしまうのだ。(特にワタクシはGパンの前ポケットに入れるクセがあるので…)それゆえ、液晶の裏側にあるデジタイザの部品が一部物理的に剥がれてしまったのだろう。iPhoneはフレームがアルミの一体成形(モノコックボディ)なのでネジレに比較的強いが、Xperiaは中を開けてみたら、プラ部品が多く、プラのフレームに表裏に薄いガラスパーツを両面テープで貼り付けているだけなので、こりゃネジれの力にカナリ弱いわな…。そういう意味でも iPhoneは優れていると思った。
 GoogleXperia z3のフロントパネル部品を探してみたが iPhoneと違ってマイナーな商品ゆえ、この部品、取り寄せるの大変だし納期も結構かかりそうだ…。(今回の一時帰国中に受け取るのは不可能だろう)
 ちょっと悩んだが(新しい携帯買っちゃう!?とか)でも基本的にキーボード入力しか今のところ困っていないので、キーボードの場所をずらせるアプリを使って、暫くは運用で乗り切ろうと思う。他の全ての機能はちゃんと動くしね(精神衛生上よろしくないが)
 しっかし今年はほんとツイてないなぁ。。。
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