中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

地下鉄12号線&13号線がもたらしたもの

 月曜日、上海はどんより曇ったPM2.5晴れ。今日も空気が悪い一日だった。
 お昼に何を食べようか悩んだ挙げ句「そういえば先日モリシゲさんと打合せしたサイゼリアの近くに日本料理屋があったな」と思い出して、折角だからそこまで歩いて言ってきた。モリシゲさん曰く「味はまぁまぁだし、結構安いですよ」と仰ってたのでチョット気になっていたのだ。
 店内はイワユル日本の居酒屋的な雰囲気で、古ぼったい感じが落ち着く。中国では店を長く続けるのが結構難しいので、古い店の方が安心できるのだ。
 メニューを見たら色々と和風の定食があり良い感じ。鯖塩にしようと思ったのだが、週替わりメニューにあったカツカレーの文字を見たら無性にコチラが食べたくなったので頼んでしまった。

 うん。確かに味は悪くない! っつーか結構美味しい(笑) いやぁ…ココ良いんじゃ無い?これからお昼の選択肢の一つとして使おうと思った。

 仕事を終えてからはイツモの様に11号線を交通大学で10号線に乗り換えて陕西南路で降りたのだが、陕西南路駅で今まで塞がれていた壁がついに取り払われていて、なんと 1号線のホームまで改札を出ずに地下通路のまま歩いて行ける様になっていた(驚)


 どうやら先週末の土曜日に12号線と13号線が開通した事に合わせて通行出来る様になったらしい。通路は結構な距離があるが、こりゃ雨に濡れずにしかも最短距離で行けるので便利になった。
 通路の端には『音楽文化長廊』という展示があり、中国の古い楽器が並んでいた。

 こんなの見るヒト居るのかな?…と思ったら結構みんな見ていた。

 そしてその後は例によってガーデンホテルのジムに寄ってお風呂に入ってから帰宅。ジムをジムとして全然使っていなくて、単なるお風呂として使ってる…という甚だ失礼なヤツだが、いやぁ…コレが実に良いのだ。このホテルのジムには一通りのトレーニングマシンとプールのほか、シャワースペースの横にサウナと結構大きな浴槽があり、日本人好みの清潔で熱めのお湯が常に張ってあるのだ。先般、権利を譲ってもらってカードの名義変更をしてから、実はほぼ毎日通っている。
 最初は「相変わらず風邪気味で咳が取れないので、ガッツリ運動するのは完治してから…と割り切って、とりあえずお風呂だけ浸かって帰ろう」という感じで通い始めたのだが、コレ下手したらお風呂がメインになってしまうヒトが多いんじゃ無いかな? それくらいキモチ良い。(会費が超高いので、ホント贅沢なハナシだが…)
 中国では基本的にお風呂に浸かる習慣が無いため、家にはシャワーしか無い(湯船が無い)家庭が殆どである。故に賃貸住宅も同様で、日本人にとっては結構頭の痛い問題なのだ。(ワタクシはもう10年以上も住んでるので慣れてしまったけどね)
 しかし、最近はお陰様でちょっと長風呂して汗だくになって、その後シャワーを浴びてから帰るので、コレだけでも血行が良くなって大分違う…という事に気付いた。気分的にもスッキリする。
 考えてみたら座り仕事なので、朝から晩まで殆ど動かないし、汗もかかないからこりゃ身体に良くないわなぁ。今後もちゃんと通おうと思う。
 帰りにホテルを振り返ると、こんな感じで荘厳な高級ホテルなのだ。

 さすがホテルオークラグループ。いやぁワタクシには明らかに分不相応だわな(苦笑)スタッフも中国とは思えないほど礼儀正しくて、何だか毎日通ってるとチョットだけ恥ずかしくなってしまう。
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