中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Kindleはやっぱり便利

 火曜日、上海は曇りのち晴れのち曇り。気温は 8度でまだまだ寒い。中国に住んでいると、日本の正月から旧正月が終わるまでのモラトリアムな数週間はとても『微妙』な期間で、1年で一番動きが読めない時期なのだが、それもようやく終わり、実家に帰っていたスタッフ達も徐々に戻ってきて、やっと 2017年が始まった感がある。でもずーっと天気が悪いので、新年度感というかスッキリ気分を切り替えて新しい年に挑もう!的な気分になれない今日この頃。
 さて、例によって全く関係ないが、一時帰国や旅行等々、移動時間が結構多い際に助かるのが『本』である。昔はカバンの中に必ず文庫本が一冊くらい放り込んであったのだが、今では Kindleのサービスがあるので、iPadやスマフォが有れば Kindle本体が無くても読みかけの本を途中から再開する事ができるので便利。最近は iPadを常に持ち歩いているので、利便性を考えて(無駄に鞄を重たくしたくないので)この Kindleハードウェアはすっかり持ち歩かなくなってしまったが、『読みやすさ』は電子ペーパーの方が数段上で、やっぱりコッチの方が目に優しい。なので本当はコレを持ち歩きたいのだが、さすがに MacBook Pro + iPad Pro + 一眼デジカメが鞄に入った状態で、さらにこれ以上ガジェットを増やす訳にも行かないので、iPadを持ってる時は使わない事にしている。

 いやぁ…本って楽しいね。最近 iPadKindleで読んだ本を晒しておこうかな。海外に住んでいながら常に日本の新しい本をワンクリックで買う事ができるシアワセ。

 最近読み終わったのはヤマダマコトさんが書いた長編の『山彦』という本。上巻、中巻、下巻があるのだが、ワタクシは面倒なので全部入りを購入したのだが、長編というのは長い時間常に自分の生活のペースでドラマが進んで行くので楽しい。なかなか面白い作品だった。
 あとは個人的に好きなのは『赤井五郎』さんだな。彼の小説はほぼ全部読んでいる。ペンネームが赤川次郎さんに似ているのでオマージュかと思ったら、同じミステリーというジャンルではあるものの作風が全然違って、個人的には寧ろこの赤井さんの方が好き。今は月曜から読み始めた『タイムマシンを教えるために』という本が面白くて、つい食事している最中まで読んでしまう程だ。
 Kindleの本体を持ってなくても iPhoneAndroidiPadでアプリを落とせばそのままフツーに読めるのでおすすめです!本はインディーズ作品なら無料だったり 100円だったり 3冊入って 500円…とか普通の本よりずっと安いので(笑) 最近始まった『Kindle Unlimited』という月額固定費用で読み放題のサービスも気になるが、個人的には読み終わった後もずっと所有していたいヒトなので、サブスクリプション型の月額サービスは敬遠している。ま、高い本を読み漁ってる訳じゃないしね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村