中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Wolfgangの改造

 火曜日、上海は晴れ、気温は 33度。本日よりまた平常業務。

 朝一から静安寺のヤマハに向かう。今週も月曜まで忙しかったので、本来月曜日の生徒さんを火曜日にしてもらったのだ。そんなワケで朝10:15から PMCドラム科の個人レッスンを 1コマ 45分。 せっかく生ドラムが有るのに、他のスタジオとの兼ね合いで思いっきり叩く事ができない為、毎回 DTXが中心なのが残念だ。
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 レッスン終了後は mobikeに乗って江苏路まで走り、11号線と13号線を乗り継いで江宁路で下車。そしてまたまたmobikeを使って出社。オフィスに到着したのは正午12時前だったのだが、何となく身体全体に疲労感が漂っていてイマイチお腹が空かない。やはり土日に大型イベントが入ると全然疲れが取れないなぁ…。

 机の上に宅配便の荷物が届いていたので開けてみたら彫刻刀のセットだった。そうだ。先日のブログにも書いたが、先般ギターのピックアップを交換しようと思って、結局ボディを削らないと入らない事に気付いて購入したのだった。スッカリ忘れてたわ。
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 何だか彫刻刀って懐かしいよね。こういうの使うのって小学校〜中学くらいまでじゃない?

 全然『仕事する』気力も起きなかったので、折角だからピックアップの交換をする事にした。ドリルでボディを削って彫刻刀で整えてエスカッションを取り付けて配線して終了。こういう事をし始めるとスッカリ元気になるゲンキンなワタクシ(笑)

 ボディを削ったので見た目が若干悪くなったのだが、エスカッションを取り付けたので削った部分は完全に見えなくなった。何だか別のギターみたいで素敵じゃん?我ながら満足。
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 これ、ボディはバスウッドだったかなぁ?軽いので多分メイプルじゃないと思うが、とにかく木が異常に固かったので削るのに超絶苦労した。 そうそう!ボディの木を削ってみて初めて気付いたのだが、この木目のトラはプリントじゃなくてボディのリアル木目だったのだ。ドリルで穴を空ける際に表面のニスが剥がれたのだが、下にも同じ木目があったのでびっくり。20万かそこらのギターなので表面はてっきりプリントなのかと思っていた。さすが腐っても EVH? なかなかチャンとした良い木を使っているじゃないか(嬉)

 折角なので写真でビフォー・アフターを晒しちゃおう。

●BEFORE(PEAVEYオリジナルピックアップ)
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 ポールピースの高さ調整ビスを外側に配置するとゼブラカラーが逆になるのが面白い。

●AFTER(Seymour Duncan SH2(Jazz) + SH4(JB))
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 そんなこんなで完成したのでひたすら試奏。うーん。やっぱりダンカンは裏切らないね。前に比べると若干出力は落ちたが、色気と粘りが有って超好みの音である。素晴らしい! 弾いていて思ったのだが、ソリッドでコンパクトなボディに SH4はとても良く合う気がする。ちょっと PRSっぽい音になったかな?(笑)
 フロントにすると甘く Jazzyな枯れたトーンも出るし、ToneノブにバイサウンドSWを付けてシングル動作させる事も可能にしたので、シングルでハーフにしてカッティングするとストラトのハーフっぽい音も出るじゃん(嬉) いやぁ…弾いててニヤけが止まらない。交換してホント良かった。
 次のRecが楽しみだ。

 帰りにガーデンホテルのジムに寄って帰宅。そして今日も休肝日にしてお酒を抜いて早めの就寝!
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